48歳からのセミリタイア日記

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新型コロナウイルス対策が後手後手になった理由の考察

 

こんにちは

 

ネットを見ても、たまに新聞を見ても新型コロナウイルスのニュースばかりです。

そして特に毎〇とか朝〇とかの新聞上ですが、政府の対策が後手に回っているという批判が多いです。

それに同調するわけでありませんが、私も政府の新型コロナ対策は後手後手だなと思っています。

特に中国韓国からの入国制限は遅きに失したという感じが否めません。

どうしてそうなってしまうのか、個人的な考察にお付き合いください。

 

 

 

 

新型コロナウイルス対策が後手後手に回ったのは総理のせい?

こういう問題では、左系の方々は「トップが無能」「安倍ガー」と、まるで安倍総理に先祖が焼き討ちにあったかのごとく呪詛の言葉を吐いていたり。

行政府のトップである総理大臣のせいにするのは簡単です。

でも考えてみてください、総理ひとりの責任ですか。

さすがの総理も判断材料が何もない状態では何にも指示できませんよ。

専門家会議とか招集しましたけど、未知のウイルスなんですから専門家がどこまで役に立つのか。

そして、国会にも足を引っ張られていました。

2月中旬、新型コロナの脅威が迫っていたときにも、野党が新型コロナ対策集中審議の場で「桜ガー、領収書ガー」と言うだけでまともにコロナのことは審議してませんでしたよね、辻元議員!

それから、新型のウイルスでエビデンズが不足している状況なのに、「科学的根拠は!」とオウムのように繰り返す蓮舫議員とか。

こんな妨害を受けていては、どんな人でも先手を打って対策なんて無理です。

 

学校の休校や中韓の入国制限に対して、総理が独断で決めている、専門家会議や各政党の意見を聞けという批判もありましたが、だいたいこういう連中の言いぶりって、「俺は聞いてない」という老害上司のやっかみのようなものです。

根回しに時間をかけている場合じゃないときには無視して正解、拙速だろうがスピーディーに判断していかないと更に後手後手になってしまいます。

 

 

 

厚生労働省に問題があるから後手後手に回っているのか

では所管官庁である厚生労働省に問題があるのでしょうか。

基本的に官僚って政治家よりよほど優秀ですので普段はきちんと仕事を処理しています。

ただし、今回のような非常事態が起こると別。

はっきりいって、新型コロナのような未知の感染症に対応するには厚生労働省官僚の数が全然足りていません。

もしかして新型コロナの件で厚生労働省を批判している方々は、官僚の人員が余っているとでも思っているのでしょうか。

実際は普段から処理しきれない量の仕事を抱えてアップアップしているのが実情で、そこへ追加で新型コロナの案件を迅速に処理しろって言われても自ずから限界があります。

なんでこうなるかというと、通常の仕事しかない状態に合わせて定員を決めていて人員のゆとりが全くないために、何か非常事態が発生してもそこに裂く余力がないんですよね。

だから大量の仕事を抱えてしまっている人がさらに兼務するわけですが、ロボットでなく単なる人間に過ぎませんから、彼らの処理能力を超えた分については後手後手に回りますよ。

本当ならば、こういうときのためにゆとりのある人員を配置できていれば良いのでしょうが、世論が「公務員が多すぎる」と叩くものだからミニマムな定員しか配置できない状況です。

PCR検査件数が少ないという批判も各所で言われていますが、公的機関の臨床検査技師がそもそも少ないのです。

平常時には無駄だ無駄だと人減らしされちゃいますから。

それに、ワイドショーではコメンテーターや医師等の「部外者」が「PCR検査は簡単だ」と言っていますが、本当は遺伝子の読み取り等に熟練技能がいるそうで検査技師だから誰でもできるわけではないとのこと。

進撃の巨人で例えるならば、「リヴァイ班」クラスの精鋭が実施しているということです。

韓国等で大量に検査していますが、検査精度は大丈夫なのでしょうか。

 

公務員の数は簡単に増やせない

足りないなら増やせば良いじゃない。

マリー・アントワネットじゃなくても思いつきそうですが、こと公務員に関してはそう簡単にはいきません。

なにしろ公務員の定員というのはかなり厳しい査定がされていまして、更に毎年国家公務員削減計画により自動的に1%定員が削られている実情があります。

 

しかしながら今回のように新型コロナ対策といった名目が立てば、定員の増員要求も通りやすくなります。

国会でも、共産党の議員が国立感染研究所の職員を増やせ、地方衛生研究所の職員を増やせと質問していましたので、定員を増やしやすい空気感はできつつあります。

ただし、野党の中にも日本維新の会みたいに公務員を減らすことに命をかけているような政党もありますので、一筋縄ではいかないでしょう。

 

そして国会をなんとかして定員を増やすことができたとして、仕事に見合った人材を登用できるかという問題があります。

特に厚生労働省は理系の技官が必要ですが、給料の安いのに激務、さらにウイルスに感染してしまうような危険ありという「3K職場」に来てくれるような人材を急遽雇えるのかという。

 

 

 

口ばかり達者な民間の方々、出番ですよ

私が思うに、後手後手に回っていると批判がお上手な民間の方々に対策の先頭に立ってもらうのが一番でしょう。

マスコミに毎日お出になっている医療関係者を名乗っている方々とか、テレビのワイドショーで文句ばかり垂れておられる御大とか、すぐに動けそうな方がたくさんいらっしゃいます。

それだけ良く口が動くのですから、さぞや現場でも名指揮ぶりを発揮してくれることでしょう。

総理もそういった方々にコロナ対策の最終責任者になってもらって、全てお任せしてしまえばよいのではないでしょうか。

コロナ対策大臣を新たに作って任命し、国債を2兆円くらい発行して対策予算として与える代わりに全ての責任もとって貰うとか。

名案だと思うのですが。

 

※あくまで個人の考察ですので根拠が不明な点はご容赦ください。

 

ではまた。

 

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