48歳からのセミリタイア日記

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イランがアメリカ軍基地を攻撃 日本にどう影響があるか

 

こんにちは

 

日本時間8日午前7時ごろ、イランがアメリカ軍基地を攻撃しました。

3日にアメリカ軍が実施したイランのソレイマニ司令官殺害に対する報復措置とのことです。

正直、アッチャーやってもうたか、という感想です。

せっかく日本の株価が堅調に推移し始めたところですのに。

今回はこの件が日本にどういった影響を与えるのか考えていきます。

 

 

ソレイマニ司令官殺害に至る経緯

アメリカがトランプ大統領となってから、アメリカとイランの対立は激しくなってきています。

というのも、トランプ大統領がイランの核疑惑の件で経済制裁を実施するなど、緊張を高めることを色々とやってきているからです。

昨年はアメリカ軍の無人偵察機をイラン軍が撃墜ということもありました。

実は今回の事件が起こる前日にイラクのアメリカ大使館が武装勢力に襲われたりもしています。

だいたいイランの革命防衛隊司令官が外国である「イラク」にいるという事実。

これはイラクの反米武装組織に支援をするために滞在していたと見るのが正当でしょう。

それに対して腹の据えかねたアメリカが攻撃したと。

 

日本の報道では、ソレイマニ司令官はイランの英雄と呼ばれるという風な取り扱いでした。

イランから見たら英雄でしょうね。

でもアメリカから見たらテロリストの扱いでしょう。

ソレイマニ氏は多数の米国人殺害を計画していた、とトランプ大統領がツイートするくらいですし。

日本人が分かりやすいのは、伊藤博文を暗殺した安重根

彼は日本から見たら単なるテロリストですが、韓国では英雄です。

なんと、潜水艦の名前にまでなっています。

もし日本と韓国との武力衝突が起こったら、この潜水艦は真っ先に沈めないといけないですわ。

 

イランの報復手段は弾道ミサイル

報道によると、イランはアメリカ軍基地2箇所に十数発の弾道ミサイルを撃ち込んだとのこと。

弾道ミサイルというのは北朝鮮が良く打ち上げていた奴です。

これで疑問なのは、アメリカ軍は警戒していなかったのかということです。

基地防空部隊が弾道ミサイルとか迎撃しないものなのでしょうか。

日本の自衛隊でさえ、特に航空自衛隊の基地は防空部隊でがっちり固めているものなのに。

 

 

 

日本へどう影響があるか

今回の件がどう日本に影響があるか、今後予想されるシナリオをいくつか考えてみます。

シナリオ1:アメリカが大規模報復攻撃、互いに報復合戦がエスカレート

一番恐ろしいシナリオ。

アメリカ軍が空母艦載機や巡航ミサイル等でイラン軍施設に大規模な報復攻撃を実施。

それに対してイラン軍もアメリカ軍基地へ再報復、という風にどんどん互いの攻撃がエスカレートしていった場合、最悪第三次世界大戦となる可能性も。

いやばかな、と思われる方もいらっしゃるでしょうが。

第一次世界大戦の始まりもこんな感じだったのですよ。

オーストリアの皇太子をセルビアの青年が暗殺、それに対してオーストリアがセルビアに宣戦布告、それがどんどん大きくなって世界中を巻き込む大戦争ですから。

 

今回のケースでは最低でも中東全体に戦火が広がるでしょうから、日本への原油輸送がストップ。

かつてのオイルショックが再来するでしょうね。

日本経済は大打撃となること請け合いです。

というか、原油が日本に入って来なくなったら私たちの生活は大打撃どころの話ではなくなります。

こんなバッドエンドはぜひとも避けたいところ。

 

シナリオ2:アメリカが限定的報復、抑制された睨み合い

これが一番あり得るシナリオ。

トランプ大統領としても、基地を攻撃されて何もしないというのは国内向けにまずいでしょう。

でもイランと戦争になるようなことは避けたい。

それならばと、今回ミサイルを発射した基地へ限定的な報復攻撃をする。

巡航ミサイルを何発か撃ち込むとか。

そして裏の外交ルートで収拾を図る。

これならばアメリカとイラン双方の顔も立ちますし、一番現実的かと。

そもそもイランの攻撃も、弾道ミサイルという手段的にアメリカ軍が探知できないのはおかしいわけで、ガス抜きのためわざと撃たせた疑惑さえありますし。

 

そうは言っても、アメリカとイランが当面の衝突を回避したというだけで、根本的な問題が解決できていません。

そのためいつまた何らかの事件が起こるかわからない状況で、

原油価格は高騰し、円高株安になる可能性が考えられます。

株式に多額の投資をしていたり、外国株に投資していたりすると火傷してしまうかも。

厄介なのは今回の場合は簡単に鎮火しそうにないこと。

長期間このような状態が続く可能性があります。

 

シナリオ3:アメリカ報復攻撃を自制

短気なトランプ大統領なのであまり無さそうなシナリオ。

アメリカが報復攻撃を自制、現状維持を続けるというもの。

これが一番平和的なんですが、これやっちゃうとトランプ大統領が今年の大統領選挙で不利になるかもなんですよ、弱腰と批判されかねませんし。

日本にとってはこのシナリオが一番望ましいです。

株価や為替の影響も最小限となります。

私としてもこのシナリオとなることを強く希望します。 

 

記事書き上げた後の追記

この記事を書き上げた後の9日深夜、トランプ大統領が声明を発表。

とりあえずアメリカとしては平和的解決を望むとのことですので、あとはイラン次第です。

どうかこのまま現状維持で行ってほしいものです。

 

 

 

余談ですが

あまり本題と関係ない話を2つ。

アメリカ軍の攻撃で、ソレイマニ司令官を含む7名の方が亡くなったそうですが、それ以上の犠牲がこの方の葬儀で。

www.bbc.com

おいおい50人死亡?ですって。

こっちの方がよほど人的被害デカイじゃないの。

ちゃんと人員整理をしないイラン政府の問題じゃないのかな。

 

それと日本の反応。

東京新聞っていう反日だか反米だかよくわからない新聞があるんですけどね。

こんな記事が。

www.tokyo-np.co.jp

市民団体とやらに張り付いてご苦労さん。

でも今度はイランがアメリカに対する攻撃をしましたね。

当然イラン大使館前でも「武力による解決ない抗議デモ」が起こらないと不自然だし、それを取材してくれるんですよね、東京新聞さん(皮肉)。

 

ではまた。

 

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