こんにちは
はてなブログで更新されるたびに読んでいるブログのひとつにフミコフミオさんのブログがあります。
その記事の中からひとつ紹介しながら自分が働いていたころのことを思い返すことにします。
「私『にも』責任はあります」という偽善について
ここで取り上げられているようなタイプの方、職場にいませんか。
「私にも責任があります」といって、暗に失敗の責任を押し付けながら、己のしくじった「部下をかばっている感」をアッピールする
こういう「偽善者」タイプの方はしたたかに生き残っていきますし。
公務員に多いタイプは
民間企業だとこういうタイプの方がよくいるよねということになるのでしょうが、役所の場合はちょっと様子が異なってきます。
公務員でも確かに「私にも責任があります」という方いますが、それよりも圧倒的に多いのが「私には責任がありません」と開き直るタイプ。
前者が「偽善者」ならば、後者は「無責任者」タイプ。
公務員職場に蔓延しているのは無責任者の方です。
何か事が起きたとき、とにかく自分の責任ではない、なかったと言い張る方の多いこと多いこと。
民間と役所でなぜこうも異なってくるのでしょうか。
役所は減点主義
考えてみると、役所の人事評価システムは減点主義なんです。
満点から始まって何か仕事上のミスがあったらその度に減点されていきます。
そうすると失点に繋がりそうな事案から自分を遠ざけたいという意識が働きがち。
そこで実際はどうであれ「私の責任ではない」「うちの部署は関係ない」「〇〇部署(自分以外の部署)の所管ではないか」という発言が飛び交うことになります。
よく役所に相談に行くとたらい回しにされると言われますが、自分が関わって余計な責任をしょいたくないという意識が働いていると思われます。
加点主義の民間職場だったら評価アップに繋がる仕事は自分から関与しにいくのかもですが、減点主義のところでは事なかれ主義に陥りがちですね。
どちらの方がよりマシでしょうか
無責任者、言い換えると責任逃れをしようとする者に比べたら、まだ偽善者の方がマシかもしれません。
私にも責任があります、ということは、「にも」という言葉で責任の一端をしょってくれるんでしょ。
何か処分が下されるときには当然連帯責任を負ってくれるのでしょうし。
公務員にそんな気概のある方はそこまで多くないです。
何かあったら自分の責任ではないと逃げる方が多いと感じます。
役所の人事システムを根本的に変えない限り、そう簡単に変わらないでしょう。
ではまた。
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