こんにちは、昭和生まれのlunaです。
4月1日の午前11時30分過ぎに天皇陛下の代替わりに伴う新元号が発表されました。
これで、昭和、平成、新元号と3つの元号を渡り歩く世代になってしまいますね。
まあセミリタイア世代はほぼ全員そうですね。
平成生まれの方も、新元号生まれが増えてくると旧世代扱いされちゃいますね。
発表された新元号。
令和(れいわ)です。
個人的感想ですが、字の形がすっきりしていてバランスが良いですね。
そして、最初「れいわ」と発音してちょっと違和感ありましたが何回か音にして読むとなんか現代っぽくてよい感じだなあと思いました。
新元号の由来
新元号である令和の由来は、内閣の発表によると万葉集からとのことです。
万葉集梅の花の歌32首の序文にある、大友旅人の漢文からの引用です。
「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」
これから令と和を合体させて令和としたようですね。
なお、初めて国書(日本由来の書物)からの引用と言われていますが、実は漢籍(中国の書物)からの孫引きのようです。
張衡という人の帰田賦という書物にある、
「於是仲春令月 時和気清 原隰鬱茂 百草滋栄」
(是に於いて 仲春の令月 時は和し気は清む 原隰し鬱茂し 百草 滋栄す)
というところを元に万葉集が書かれたいうところです。
令月はそのままだし、時は和しを風和ぎにしているのですね。
結局、日本の古典は大なり小なり中国の影響を受けていますから、完全に日本独自というのは苦しいでしょうね。
新元号の意味
総理大臣が談話で新元号の意味を解説していたようですが見ていないのでわかりません。
元になった万葉集から考えるのがわかりやすいです。
まず、令。
何か、とにかくアベガーアベノセイダーと言いたい方々が、
「令は命令の令だ! アベが国民に命令したいから(略)」
とおっしゃっているようです。
万葉集での令は、よいという意味で用いられたようですね。
そして和はそのままでなごやかにという。
つまり、次の時代はいい感じでなごやかに行きましょうという意味ですね。
今までの元号には政治的メッセージが込められていることが多かったようです。
文化の香りしかしない新元号令和、いいんじゃないですか。
天秤が左の方々、有名な方からそうでない方までいろいろとツイートされています。
なんとか安倍さんを批判したいと言うその心意気は買わなくもないですが、ちょっと強引な理論過ぎますよ。
ツイッター等での発言はデジタルタトゥーとして残っちゃうので恥ずかしいですね。
万葉集を100回読み直して反省してください。
新元号こじつけ四天王(暫定) pic.twitter.com/3EyRaI2Qr7
— あるケミ寿司 (@SUSHImedia2019) 2019年4月1日
福岡には新元号ゆかりの地が?
実は修羅の国福岡県には今回の新元号令和のゆかりの地?があります。
引用された文を書いた大伴旅人。
その方は大宰府の役人だったらしいです。
福岡県の大宰府に大伴旅人が「梅花の宴」を開いたと伝わる神社があります。
(諸説あるようです。)
その神社は坂本八幡宮。
今回引用された漢文に梅が出てきますしね。
大宰府と言えば、菅原道真を祭る太宰府天満宮が有名です。
今後、令和ゆかりの地ということで坂本八幡宮が一躍人気スポットになりそうです。
やっぱセミリタイアはいいね
今回の新元号決定。
セミリタイアしていると、ネットでリアルタイムで経過を追っていました。
仕事していたらなかなかそういうわけにはいきません。
いやー、セミリタイアしていてよかったです。
何十年に一回のことですからねえ。
全体の流れを逐一リアルタイムで見れてよかったです。
セミリタイア最高っす。
ではまた。
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