こんにちは
みなさんの公務員に対するイメージってどんなのですか?
まじめ、お金にきっちりしている、お堅い
こんな感じでしょうか。
でも世間にはいろいろな公務員がいるものです。
私のように定年よりはるか前に退職してセミリタイア生活に突入するようなのまでいますから。
今回はネットの記事で興味深いものを見つけたので紹介します。
ではどうぞ。
- 借金地獄で自己破産した地方公務員
- 浪費癖がある公務員は結構いる
- 公務員なら借金が理由で辞めるのはお勧めしない
- 上司に相談して役所に金銭管理してもらうのがベターだった
- セミリタイアを目指す方には無縁な話かも
借金地獄で自己破産した地方公務員
「自己破産で家を手放すと、競売の進展ごとに裁判所から通知が送られてきます。ただ、最終的な落札主が誰なのかもわからないまま私の家は人手に渡りましたが……」
そう話すのは、5年前まで地方公務員だった吉田さん(仮名)。独身ながら当時住んでいた家は1500万円で買った中古マンション。非常に安定した生活に思えるが、「仕事上のストレスが半端なく、買い物依存症になってしまった」という。
この記事で紹介されているのは元地方公務員の方。
借金苦から自己破産して自宅マンションまで競売で手放すことになったらしいです。
でもこれ、タイトルの付け方が少しおかしいと思います。
記事を読んだ限りでは、自己破産したときにはもう公務員を辞められています。
だから元公務員としないと正しくありません。
まあ記事を読ませるための煽り文句でしょうか。
私も釣られてますから。
借金地獄で自己破産した元公務員のフリーランス
なんてタイトルなら、あーフリーランスなら借金で自己破産よくあるわーで流しちゃいますからね。
浪費癖がある公務員は結構いる
意外かもしれませんが、公務員でも浪費癖がある方って結構いるのですよ。
私の元職場でもそうでした。
実は記事中の吉田さんのように、借金で首が回らなくなったったって人の噂は結構聞こえてきました。
特に若い人が多かったと記憶しています。
吉田さんのように退職して退職金を借金返済に充てた方もいたように思います。
その後の人生をその方はどうやって送っているのでしょう。
無事に民間企業へ転職したのでしょうか。
でも就職氷河期と言われていたころなんですよね、その方々が辞めた時期。
この記事のようにフリーランスになってその後自己破産とかなっている気がします。
私は辞めた人たちとは完全に切れてしまったのでどうなったのか知る由もないですが。
犯罪を犯したとかいう話は聞こえてこないので、あとは無事生活できていることを祈るのみです。
公務員なら借金が理由で辞めるのはお勧めしない
この記事では、吉田さんは借金を返済するために公務員を辞めたようです。
「仕事上でのストレスが多く、バイクや家電製品などをどんどん買ってしまう。借金に手を出すまでそれほど時間はかからず、気づいたら数百万円の借金がありました。なまじ信用度が高いとドンドン貸してくれるんですよ。『このままではいずれ経済的に破綻するし、バレたら退職金なしのクビもあるかもしれない』と考え、ならば希望退職しようと思ったんです」
退職金で借金返済ですか。
この方が辞められたのは希望退職のようですが、おそらく割増し退職金はないですね。
地方公務員は分かりませんが、国家公務員だったら希望退職に伴う割増し退職金を貰えるのは45歳以上ですから。
この方は37くらいで辞められていますね。
たとえ高卒でも勤続20年に満たないくらいなので退職金と言ってもたいして多くない金額でしょう。
たかが数百万円の借金を返すために辞めるのは良くない選択でした。
ではどうすれば良かったのか。
この方の場合、素直に上司に相談するか、親に泣きつくか、の2つだったと思います。
上司に相談して役所に金銭管理してもらうのがベターだった
はっきり言って上司に相談したら役所に自分の生活態度が全部バレしちゃいますけどね。
こんなのは恥を忍んで相談するしかないんです。
借金があるだけならば、公務員はすぐに免職になることはありません。
借金が原因で非行に走ってしまうとどうしようもありませんが。
生活態度やお金の使い道など、聞かれたくないことを根掘り葉掘り聞かれるでしょう。
でも辞めるよりはましだったのではないでしょうか。
辞めてそのあとどうなるという話ですからね。
私のようにがっつり資産を作って辞めても暮らしていけるなら別です。
だけど退職金を借金返済に充てるくらいだから、働かないと即アウトの状態ですからね。
地方は知りませんが、私の勤めていた省では共済組合からお金を借りられる制度がありました。
利率は今の銀行預金から比べるとかなり高いですけどね。
でも貯蓄がない若いころなどは重宝します。
私も一度だけ、車を買うときに借りましたね。
返済は給料から天引きだったので、手間がないというのも大きかったです。
吉田さんも上司に相談したうえで、職場からお金を借りて借金を清算すべきだったですね。
当然お金の使い道はきっちりと指導されるでしょうけども、生活を立て直すのは一人では無理ですから。
吉田さんの場合、仕事のストレスから買い物依存症へということでしたが、依存症は自分では治せません。
職場等、外部の力を借りるべきでした。
仕事を辞めるとストレスが無くなり買い物依存症が回復する考え方もありますが、結局この方は銀行カードローンを限度額まで使ってしまったようです。
それにしても公務員ってローン限度額高いのでしょうね。
300万円の枠とか、無職の私ではありえませんからね。
セミリタイアを目指す方には無縁な話かも
ここ何十年か、浪費したという覚えがまったくない私からすると、こういう感じで浪費する人いるんだなあという感想しかありません。
でも結構こんな感じの方は多いのでしょう。
対策としては、ストレス発散を買い物でやってはだめということですね。
私はストレスを買い物で発散するという発想が全く無かったですけど。
月々決めた金額を貯金して、残りのお金で生活するというのを15年くらい実践していました。
すると、月の予算を超えて使おうなんて思わなくなるんですよね。
クレジットカードも公共料金の引き落としくらいにしか使っていませんでしたから。
公務員を辞める前に、クレジットカードがもう作れなくなるかもと思って大量に発行してもらいましたけど。
セミリタイアを目指している多くの方も、この話から無縁だと思います。
買い物で浪費する金があったら将来のセミリタイアのために貯蓄し投資するという方が、セミリタイアを目指すのでしょうから。
セミリタイアを目指すくらいだから、今働いている会社若しくは今やっている仕事に対して思うところはあるかもしれません。
でもそのストレスは別のところで発散しましょう。
買い物に走っても根本解決にはなりませんし。
お金はきっちり節約して将来のセミリタイアに備えるべしですね。
さあ、みんなも私と一緒にセミリタイアしましょう!!
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