48歳からのセミリタイア日記

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新門司港から大阪南港まで名門大洋フェリーに乗船してみた

 

こんにちは

 

先日、福岡から関西方面にお散歩に行ってきた。

行きは、新門司港からのフェリーを利用したので、このエントリーでまとめてみる。

 

 

九州~関西間のフェリー

九州と関西の間には瀬戸内海が横たわっている。

瀬戸内海は陸地に囲まれた形になっており、波が穏やかなことから古くからフェリー航路として利用されてきた。

以前はもっと多数の航路があったようだが、自動車輸送や新幹線の発達等により航路が淘汰されてきた。

ただ、近年は貨物輸送についてフェリーが見直されてきていることもあり、現在残っている航路については新造船が投入されるなどして活気が出てきている。

 

瀬戸内海航路については福岡県と大分県に発着港がある。

私が今回利用したのは福岡県の新門司港。

福岡県新門司港と関西方面の間には、瀬戸内海航路により2社がフェリーを運航している。

名門大洋フェリー(新門司~大阪南港)

阪九フェリー(新門司~大阪泉大津、神戸)

 

名門大洋フェリーに乗船 

私は今回、名門大洋フェリーに乗船した。

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フェリー会社は2社あるが、一概にどちらが良いかはいえないと重う。

船の新しさにも左右されるし。

自分の目的地で選んでよいと思う。

私は今回大阪市に近い港に降りたかったので、大阪南港着の名門大洋フェリーにした。

 

 

 

新門司港までの行き方

フェリーに乗るためには発着する港まで赴く必要がある。

車と共にフェリーに乗るのであれば、港まで車に乗って行けばいいだけ。

今回私は自分だけが乗る。

新門司港は北九州市にあるが、JR駅からかなり離れた場所にありバス路線も通っていない。

公共の交通機関がないので港までどうやっていくかというところであるが、心配はいらない。

名門大洋フェリーと阪九フェリーの両社は、無料の連絡バスを運行している。

北九州市の中心部であるJR小倉駅前から、新門司港の各社フェリーターミナルまで連れて行ってくれる。

だから歩きでフェリーに乗りたい方は、フェリー会社ごとの連絡バスの出発時間に合わせて乗車場所までJRなりバスなりで行けばいいだけである。

そのため私も無料連絡バスで新門司港まで行くことにした。

 

時間に合わせて乗車場所まで赴くと、連絡バスは時間どおりに来たので乗り込む。

平日なのでお客はまばら。

小倉駅前からは40分ほどで新門司港フェリーターミナルに到着。

名門大洋フェリーは自社の専用バスだった。

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名門大洋フェリー 「フェリーふくおかⅡ」 船室内の様子 

今回乗船した船名は「フェリーふくおかⅡ」。

船室内で見て回れた分だけ紹介する。

 

フェリーの船室もいろいろな種類があるが、今回はあえて一番安いエコノミー(2等室)で。

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写真を見ていただくとお分かりになると思うが、雑魚寝状態である。

私が乗船した日は平日で人が少なかったため隣と布団2つ分空けて寝れたのはラッキーだった。

 

雑魚寝の分だけ価格は非常にリーズナブル。

エコノミー(2等室)で通常期6680円。

さらに事前にインターネット予約をすると、第1便は3980円 。

船が新しい第2便でも5350円。

レディース専用ルームもあるので女性でも心配要らない。

残念ながら来年からは若干値上げされるようだが。

 

自分が利用した船室以外のランクの部屋を下船直前に撮影した。

 

2等洋室。

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2段ベッドを上下互い違いに配置してプライバシーに配慮しているようだ。

一見2段ベッドには見えないね。

 

1等和室。

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布団の数と部屋の広さから定員3名と思われる。

家族で貸し切りのように使うのが良いのかも。

 

1等洋室。

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狭いワンルームマンションのよう。

ベッドと机がある。

 

このほかに特等室があるようだが、残念ながら撮影できず。

一度は特等室も体験してみたいものだ。

 

 

 

名門大洋フェリー 「フェリーふくおかⅡ」 船内施設の様子

船室内は特に2等室だと寝るとき以外の居場所が困る感じ。

雑魚寝スペースだものね。 

だが心配いらない。

フェリーは共用部分の船内施設が充実している。

 

まずソファーがたくさん置いているロビー。

テレビを見ることもできる。

ロビースペース、奥に見えるのは食堂。

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ロビーから階段を一つ上がると、外を眺めながらくつろげる展望フロアーが。

ソファーに座ってゆっくりできる。

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フェリーの醍醐味は、外の景色を見ながらお風呂に入れることだろう。

今回の「フェリーふくおかⅡ」では16:00から22:00の間展望風呂の利用が可能だった。

浴場内は写真を撮ることが出来なかったので公式サイトから引用。

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出典:名門大洋フェリー公式サイト

 

何か買い物をしたくなったら売店へ。

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自動販売機コーナーで飲み物やカップ麺などを買うこともできる。

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フェリー内の食事

夕食はパイキング形式の食事が船内で提供される。

税込みで1550円。

朝食は300円。

第1便限定で、夕食バイキングを食べた方のみ朝食を無料で食べることができるサービスを行っていた。

期間限定の可能性もあるので、ご利用を考えている方は公式サイトで要確認。

 

私は、家にあったカップ麺とソーセージを持ち込んで展望フロアで外を見ながら食べた。

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お湯は自販機コーナーに給湯器があるのでお湯を拝借した。

 

 

 

「のんびり滞在」サービスで朝もゆっくり 

夕方に新門司港を出港した名門大洋フェリーは翌朝に大阪南港のフェリーターミナルに到着する。

私が乗船したのは1日2便あるうちの第1便で大阪到着が05:30。

ここから遠くに移動するのであればすぐに行動開始するのであるが、大阪にゆっくり行けばよいのであれば時間が早すぎる。

 

そういう方のために第1便限定のサービスがある。

それが「のんびり滞在」サービス。

歩きで乗船した方のみフェリー到着後06:30か07:15まで船内に滞在できるというもの。

車やバイクで乗船した方は、車やバイクをフェリーから降ろさないと他の方の邪魔になるのでのんびり滞在は利用できない。

のんびり滞在を利用したい方は、乗船後に船内で受付する必要がある。

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私は急いで動く必要が全くなかったので07:15 までフェリー内に滞在した。

お陰様で朝はゆっくりと寝ることができた。

歩きでフェリーを利用する方は、のんびり滞在、おすすめである。 

 

大阪南港到着後の移動

さて、大阪南港フェリーターミナル到着後のお話。

市街地に移動する手段はバスと鉄道がある。

今回は鉄道を利用してみた。

 

鉄道は、大阪メトロ「ニュートラム」の駅がフェリーターミナル近くにある。

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ニュートラムは自動運転の電車。

なので先頭車両に行くと、前方が丸見えだ。

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大阪の海岸地区の高架を走り大阪メトロの地下鉄線に乗り換えできる。

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料金は地下鉄線と共通。

なので、ニュートラムに乗る前に1日乗車券も買える。

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まあ地上を走る地下鉄と考えても良いね。

大阪メトロ各線に接続しているので大阪市内からの利便性は大変よい。

 

フェリーに乗船した感想

私はエコノミー(2等室)で新門司から大阪南港まで乗船した。

船はあまり揺れることは無かった。

フェリーの船体は結構大きいし、瀬戸内海はおだやかな海なので台風とかの悪天候でない限り揺れることは少ないと思う。

 

快適に眠れるかというと、眠れると断言はできない。

横になっていると、船のエンジン音や波切りの音が身体に響いてくるんだよね。

あとエコノミーは敷布団がペラペラなので硬い。

上等なベッドとかで普段寝ている方にはつらい環境かもしれない。

また雑魚寝なので周りの方のイビキとか寝言ももろに聞こえる。

私が利用した日は閑散期であったので、ひとつふたつ間を空けてみんな寝ていたが、それでもイビキとかは気になってあまり眠れなかった。

アイマスクと耳栓の対策は最低限必要かな。

床が硬いのはどうしようもないので、船室のランクを上げるしかないね。

普通に利用するなら2等洋室以上が現実的かもしれない。

 

ただ、エコノミーの安さは魅力的だ。

時間は他の交通機関よりかかるものの、横になって移動できること、船内を自由に動き回れること、入浴や飲食ができることを考えると、フェリーは魅力たっぷりだ。

 

時間に縛られることなく旅行できるセミリタイアラーにはフェリーは合っているはず。

 

みなさんもフェリーに乗って旅してみませんか。

 

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