こんにちは
ネットニュースを見ていると、芸能関係の記事でこんなものが目に留まりました。
加藤浩次 クーポン事務費を担う企業は「お金が入る」「これは経済効果では?」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
お笑い芸人が司会をしている朝のワイドショーで、18歳以下へのクーポン給付について言及したそうです。
そのときにクーポン事務費について「これは経済効果では?」と発言したとのこと。
このことについて、ヤフーコメントでは否定的なものが多数。
否定的意見の大多数は、そんな無駄な事務費を掛けてまでクーポン配るのはおかしいという感じのもの。
そして無駄な経費は削ってもっと有意義に使えと。
さらにはその芸人は(考え方が)ずれているとの指摘まで。
芸人の言っていることは間違っていない、と私は思います。
国が何か支出すると、支出先がどうであれ何らかの経済効果が出るんです。
今回ではクーポンの印刷会社、クーポンを配送する会社、広報用のHP制作会社、等々が事業を受託することで国からお金を受け取れます。
国がお金を使うとどこかが潤うわけで、それを一律に「無駄」と切って捨てるのはいかがなものか。
批判している人たちはきれいごとを並べてはいますが、結局のところ
自分にお金を寄越せ
ってことを遠回しに言っているだけ。
要は「自分に回ってこないお金」は経済効果として認めない、批判する対象。
日本人って、自分より他人が得することに悪感情を持ちやすいそうです。
例を挙げると、
- 自分は6000万円の家、周りは8000万円の家
- 自分は4000万円の家、周りは3000万円の家
この2つのケースを比較してどちらに喜びを感じるかという調査がありました。
多くの外国だと、1の方が喜びを感じるそうです。
そりゃそうです、1の方が2よりも自分の家の価値が高いんですから。
でも日本だけ逆で、2の方に喜びを感じる人が多いという結果になりました。
周りが自分より良いのは許しがたい
周りより自分が上ということに優越感を感じる
そのためなら、たとえ自分が損しても構わない
ってことらしいです。
このように、日本人は他者に妬み嫉みを持ちがち。
出る杭は打つとかのことわざもありますしねぇ。
ここまで書いていて思ったのですが、
近い将来、FIREしていると迫害されるかもなあ
と思ったのです。
それでタイトルを付けました。(最初はタイトルを考えず書いてました)
日本人って妬み嫉みが非常に強いですね。
近い将来、日本全体ではもっと貧乏になります。
物価は上がり、賃金は上がらず、ということに。
そうなって貧困層が増えたときに、それらが何をターゲットにするかというと、働かずにのんびりと生活しているFIRE民でしょう。
この場合、真の富裕層は攻撃されません。
なぜならそういう階層の人たちは、妬み嫉みするような連中の近くにいませんから。
連中から見て割と近い生活圏にいるFIRE民が攻撃の対象になります。
私たちは一生懸命働いても生活は苦しいのに
奴らは働きもせずのほほんと生活している
楽している奴らから徴税し、困っている私たちに配るべきだ
そんな主張が多数派になったとき、資産課税が正夢になっちゃいますよ?
最悪の場合、預金封鎖+資産税のコンボが来るかもですね?
そんなバカなって?
いや戦後日本は、この最悪コンボを一度やってますから。
真の富裕層はちゃっかり逃げて、マイナンバーで資産をがっつり把握されているFIRE民が生贄になるんでしょうなあ。ブヒィ。
ではまた。
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