こんにちは
ネット規制が激しいかの国こと、中国への旅行について備忘録を残そうと思う。
ちなみに今回は大手旅行会社「阪※交※社」のツアーを利用した。
ツアーは世界遺産である天壇公園、紫禁城(故宮博物院)、頤和園、万里の長城をめぐるという3泊4日、料金は35000円という激安ツアー。
実際には燃油サーチャージと空港諸税その他で44000円ほどになった。
中国初心者向けツアーであるが、母に中国、特に万里の長城を見てもらいたいなと思って申込み。
航空会社は中国東方航空。
初めて乗ったので感想も含めて搭乗体験記を書くことにする。
中国東方航空の搭乗体験記
往復搭乗した中国東方航空について。
福岡から北京へは中国東方航空(MU)と中国国際航空(CA)の2社が就航しているがどちらも経由便であり、MUが青島、CAが大連経由。
中国というのは広い国で、福岡→青島→北京と飛行機が飛ぶと福岡→青島が国際線、青島→北京が国内線という扱いになっている。
福岡から北京まで行くのに、青島から北京までは国内線に搭乗していることになる。
そこで、福岡から北京まで通しの乗客も全員途中の青島で飛行機を降りて入国審査を受けなければならない。
さて当日の動き。
チェックインで行列ができていたので30分ほど並んだもののスムーズにチェックインが終了し保安検査に向かうと前に台北に行った時とは打って変わって保安検査場に向かう列もなくガラガラ。
保安検査もサクっと終わり、搭乗口付近で搭乗開始アナウンスを待つ。
出発30分前になり搭乗開始。
搭乗ゲート付近には中国の新聞のほか日本経済新聞も置いてあった。
機種はエアバスのA321、廊下が一列で左右に3席づつあるタイプ。
機内はほぼ満員の入り。
もっと空いているかもという淡い期待は打ち砕かれた。
今からちとネット接続しにくいところに行ってくる pic.twitter.com/Ny5c0kSkwt
— luna@セミリタイアおじさん (@friendcircle2) 2018年5月30日
シートスペースは狭い、この前に乗ったバニラエアとさほど変わらない。
そして少し期待していた個別モニタもない。
飛行機は時間どおりに出発したが、離陸でしばし順番待ち、このあたりは滑走路が常に混雑している福岡空港なので仕方がない。
中国東方航空の機内食その1
上昇して水平飛行に移ったあたりで機内食が提供された。
飲み物は青島ビールも選べたがオレンジジュースを選択。
さて何が出るかな。
サンドイッチにチョコケーキ、果物、お菓子。
味ですか。
まあ食べられなくはなかった。
青島国際空港での入国審査
そして青島空港に到着。
全員飛行機から降りて入国審査を受ける。
入国審査を受ける前に、この空港では15歳から70歳までの外国人は事前に機械による指紋登録をしなければならなくなったようだ。
両手の10本指全部指紋登録を済ませると入国審査の列に並ぶ。
特に何も質問されることなく入国完了。
入国審査を終えると行列ができていて、空港職員が「ペキン、ペキン」と叫んでいる。
そこに並ぶとトランジット用のボーディングパスを受け取る。
ほぼ全員の入国審査が終わり、北京行きの列が確定すると空港職員に導かれてぞろぞろと移動する。
ぞろぞろと移動し、国内線エリアへ。
国内線に乗るための保安検査に並ぶ。
長蛇の列だが意外に流れは早い。
ちなみにこの先進んだところで写真を撮ろうとして警備員に怒られた。
中国に限った話ではないが、写真を撮るときには撮影禁止場所で撮らないように注意しよう。
中国の保安検査は国内線であっても実に厳重。
手荷物はエックス線、探知ゲートを通ったあと金探で全身チェックされ、さらに私は保安要員に全身触られた。
特に問題になるものは持ってなかったので無事通過。
ペットボトル飲料を持っていた人は取り上げられている人がいたので注意。
保安検査を通過後は搭乗口付近の待合室で搭乗時間まで待機。
ペットボトルを取り上げられていても給水器があるので水は飲めるよ。
時間になったので福岡から乗ってきた飛行機に再び搭乗。
ちなみに中国では搭乗口に軍人優先レーンがある。
左側に緑で表示されているのがそれ。
福岡からと同じシートに座り、ほどなく無事離陸。
しかしなあ、事情は分かるんだけど飛行機から降りての手続きの無駄感が半端ない。
中国東方航空の機内食その2
青島から北京は中国国内線扱いだが機内食が出た。
ホットサンドとペットボトルの水。
ホットサンドの中身はチキン。
味は濃いめ。
私はチキンが好きなのですべて平らげたが母はチキンが苦手なのでパンだけ食べたようだ。
青島から北京への飛行時間は1時間半ほどなので機内食を食べてほどなくして着陸態勢に入り北京空港へ到着した。
下の写真のような案内板を持った係員に誘導されてバスにのりターミナルの建物に移動。
入国審査は終わっているので荷物を受け取り無事解放された。
帰りの飛行機は基本的に逆コース。
違うのは、保安検査は最初の北京空港で。
やはり国内線扱いなのに厳重な検査だったよ。
そして各搭乗口ごとに保安検査スペースが分かれていたので保安検査を受けてすぐに狭い待合室となっていて、たくさんの人が待合室に押し込められた形となっていた。
そして帰りの機内食も行きとは少し異なっていた。
中国東方航空の機内食その3
北京から青島までの機内食。
北京出発時間が午前7:15と早いし国内線扱いなので何が出るのだろうと思って待っていたら出てきたもの。
紙袋1つとペットボトルの水。
紙袋の中身。
マーブルケーキ、パン、アップルチップス。
アップルチップスはりんごをフリーズドライしたものでりんご味がして結構いけた。
行きと同じ1時間半ほどで青島空港に到着。
青島空港での出国検査
青島空港に到着したら、全員機内からバスに乗り移りターミナルへ。
ターミナル内で空港職員が「フクオカ、フクオカ」と叫んでいるので手を挙げてトランジットのボーディングパスを貰う。
ボーディングパスを貰った人たちは青島で降りる人たちと別れてトランジットエリアへ。
出国審査を受けて福岡行きの搭乗口へ。
中国国内で初めて飲料の自動販売機を見つけた。
搭乗時間になり、再びバスに乗り飛行機へ。
そんなに滑走路が混んでいるとは思えない状況だったが離陸するまで30分以上かかった。
中国東方航空の機内食その4
福岡空港へ向かうため離陸後しばらくして水平飛行に移った頃合いで機内食。
計4回の機内食を食べてようやくわかったのだが、中国東方航空は機内食を青島で積み込んでいるようだ。
青島を出発後に暖かい食事が出ている。
今回の機内食は紙箱1つとホイル入り1つ。
初めてごはんの選択を聞かれたのでチキンとフィッシュのうちチキンを選択。
飲み物はコーヒー。
チキンのごはん。
紙箱の中身は、パン、ハムと昆布、果物。
味はまあ機内食だから仕方ないな、という感じ。
チキンごはんは暖かいのでまだ食べられたし、ハムと昆布も日本人向けの味付け。
ちなみに果物はメロンと思われるが硬くて日本でイメージするものとは異なる。
機内食を食べて、旅行の疲れからうとうとしている間に福岡空港へ到着。
おつかれさま。
まとめ
座席は狭く、座席ごとの個別モニターもなく、まるでLCCみたい。
機内食は出るものの、あまり期待しないほうがいい。
あまり経験があるほうではないが、今まで食べた機内食でワーストものである。
全体としては機内食が無料のLCCという感じ。
もし、同じ路線で他の航空会社を選択できるのであればよほど価格が安いとかでない限りこの会社を選ぶ理由はないと感じた。
※あくまで個人的見解です。
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