こんにちは
すごい世の中になってきたものだ。
以下の記事を読んでほしい。
「歩容認証」捜査に活用=防カメ、広域監視に威力 AIで高精度化も
歩く姿で個人を識別する「歩容認証」という技術が、犯罪捜査の現場に浸透している。親しい人なら顔が見えないほど遠くからでもそうだと分かるように、距離が離れていたり、解像度が低かったりする映像でも判別しやすいのが利点だ。最近では、人工知能(AI)を活用し精度を高める研究も進んでいる。
昨年4月、白昼に東京・銀座で起きた少年らによる路上強盗事件。金塊を換金した直後の男性が体当たりされてバッグを奪われ、約4000万円が持ち去られた。関係者によると、捜査では都内を中心に約740台の防犯カメラを回収。最終的に男4人を逮捕したが、このうちマスクやヘルメットで顔を隠していた実行役3人の特定に、歩容認証が一役買った。
日本画像認識協会理事の山内寛紀立命館大名誉教授によると、歩容認証は「なりすましができず、自然に癖が出るのが特長」といい、顔や着衣と組み合わせて判別に用いる。捜査機関の依頼で鑑定を行う場合、外部に流出しないようインターネットから隔離し、対象者以外に映り込んだ人のプライバシー保護には万全を期すという。
5月5日付時事ドットコムニュースより引用
たとえ顔が見えなくても歩く姿をカメラに撮られているだけで個人を特定できるらしい。
中国とかだと顔認証による個人特定の研究が進んでいるらしいのでそれも怖いことだと思っていたが、日本ではもはや顔を撮影する必要さえないということか。
とすると、もはや顔を隠そうがサングラスとマスクで変装しようが監視カメラからは逃げられない。
今の日本で監視カメラに撮影されることなく屋外を行動することはほぼ不可能だよね。
大々的に歩容認証を取り入れたカメラ監視が取り入れられると犯罪抑止には大いに役立つかもしれない。
40代無職の妄想
だが、よけいな方向に進んだりしたら嫌だ。
たとえば、歩き方から性別年代及び健康状態を特定。
健康な40代男性が平日昼間に歩いているのを歩容認証により判定したら、働いていないのに昼間からフラフラしているので犯罪予備軍として監視の対象とする、とかさ。
そうなると、セミリタイアしてフラフラと外を歩いている私なんか一発で監視対象となる。
まあ今のところ暇なリタイアラーの妄想でしかないのだが、万が一でも現実になると恐ろしい。
いや、一般に知られないように警察は実用化するかもね。
犯罪抑止のため、とかもっともらしい理由を付けて。
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