こんにちは
先週からトイレットペーパーやティッシュペーパー等の紙製品が全国的に店頭で品薄になっています。
発端はツイッター発のデマということで、一部犯人が判明したところでは職場が謝罪広報を行っているようです。
トイレ紙デマ「投稿の1人は職員」 米子医療生協が謝罪 [新型肺炎・コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
こういうのは本人が謝罪すべきで、職場はとんだとばっちりですね。
本人は投稿した記事をアカウントごと削除して逃げ切れた気になっていたようなので同情の余地がないですが。
品薄デマはどうして広がったのか
この手のデマは、みんな分かっていながら買っちゃうというところがタチの悪いところですが、マスコミの報道も良くなかったです。
初めのころは、スーパー等の店頭でガラーンとした棚の映像と共にこの件を報道していましたら。
だれしも空の棚の映像を見たら、それに対してたとえデマという言葉が付いていても焦ってしまうのは仕方がないです。
人間誰しもパニックに陥ったらそうなりがちで、災害時に冷静な対応を海外から評価されている日本人も例外ではないということですね。
というか、日本ではオイルショック時に同じようなトレイットペーパー騒動をやらかしちゃっているんで、何十年経っても進歩していないということです。
品薄デマの正しい潰し方
ではSNSが火を着け、テレビ報道がガソリンをぶっかけたトイレットペーパー品薄デマ、どう潰すのが正解だったのでしょうか。
これに対する答えは製紙会社にありました。
こんにちは!丸富製紙です。
— 丸富製紙株式会社 (@maru_tomi0103) 2020年3月2日
各地でトイレットペーパーが不足するなど、一部報道されておりますが、当社倉庫には在庫が潤沢にございますので、ご安心ください!
今後も通常通り、生産・出荷を行なっていく予定です。#丸富製紙 #トイレットペーパー #在庫あります #静岡県 #富士市 #製紙 #メーカー pic.twitter.com/ihQMoaoReI
こちらの製紙会社では大量に在庫があるよと積極的にPR。
写真で在庫を見ると、ああ本当に不足していないんだという安心に繋がります。
でも買い込みに走り回っていたのはネットに疎そうなおば様方が多いです。
そういう方に一番効く処方せんはこれ。
やるなーイオン!
— いつも笑顔 (@keepsmile_01) March 4, 2020
トイレットペーパーを大量に並べて「お一人様10点まで」の表示。さすがに10点は買えない。「買えるものなら買ってみろ」という意思表示? pic.twitter.com/fSVAamqSuX
おひとり様10点まで。
ああ、これは工場内の在庫を公開していた製紙会社さんの製品なんですね。
これを見てギレン・ザビ閣下もこうおっしゃるでしょう。
「圧倒的じゃないか・・! 我が軍は!!」
転売ヤーやおば様方がいくら買い込みを続けようとも、狂ったように補給され続けるトイレットペーパー。
パニックに陥った方々に効果的なのは、圧倒的な物量を見せ付けること。
この映像をニュースでばんばん流してくれれば、ああ店頭に商品があるんだなと多くの方が安心するでしょうしそうすれば全国での買い込みも無くなるでしょう。
まとめ
このことからわかるように、デマを潰す正しいやり方は、
「インパクトのある正しい方向の映像を広く一般に周知する」
ことですね。
今回マスコミがまずかったのは空の棚というマイナス側の情報を流してしまったこと。
あれでパニックに加担してしまったのは間違いないです。
使うべきは、今回紹介したような人々を安心させる正しい方向の映像でした。
そういう意味では私も加担する画像を使って記事を書いており反省しないといけません。
1、2週間もすると全国でもトイレットペーパーの在庫は普通に復活しそうです。
あとはマスクですね。
こちらの方はしばらくは手に入れにくい状況が続く予感ですが、次の冬が来るまでには手に入れておきたいところです。
ではまた。
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