こんにちは
私は年末年始に実家に帰省していました。
たっぷりと良い食事を食べさせてもらってだいぶ体重が増えたかもしれません。
そして私の自宅にはテレビがないですが、実家にはテレビがありますので普段は見れないテレビ番組を見まくりましたね。
正月はほぼニューイヤー駅伝と箱根駅伝見て三が日終わった感じで。
それ以外の時間では、あらかじめ録画してもらっているのを見たりもしていました。
その中のひとつに映画「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」がありました。
スター・ウォーズ 最後のジェダイ(エピソード8)
言わずと知れた超大作映画シリーズ、スター・ウォーズの第8作目(エピソード8)です。
現在スター・ウォーズシリーズ最新作、「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」が劇場公開中ですので、その宣伝のためテレビ放映されたんですね。
実はその前の週にエピソード7も放映されていて、そちらも録画してくれるように頼んでおいたのですがなんらかの手違いで録画できていませんでした。
私はスター・ウォーズシリーズはエピソード1~6は全部見ているのですが、7以降は見ていなかったのです。
そのためエピソード7を見ないと物語がわからないよね、と思いつつもとりあえず録画できていたエピソード8を鑑賞しました。
超個人的な感想
※あらかじめお断りしておきますが、エピソード7を未鑑賞の状態での感想ですので齟齬がかなりあると思いますが、そこは独断と偏見での超個人的感想ということで。
また、わざと「不快な表現」を用いますのでそのあたりに敏感な方は読まないでください。
一応最後まで鑑賞しました。
その上での感想は、一言。
どうしてこうなった!
もう一度書きます。
どうしてこうなった!
原因はだいたいわかるんです。
そもそもスター・ウォーズシリーズはジョージ・ルーカスさんの脚本・監督で始まったもの。
6作目まではジョージ・ルーカスさんが映画製作に関与していました。
それが2012年にディズニーがルーカスフィルムを買収。
その後の製作はルーカスフィルムが続けるものの、ジョージ・ルーカスさん自体は製作の第一線からは手を引いてしまいました。
それでもう「ジョージ・ルーカスのスター・ウォーズ」ではなく、「ディズニーの考えるスター・ウォーズ」に成り下がってしまったんですね。
今作も、スター・ウォーズらしさは満載。
フォースは使います、暗黒面もあります、ライトセーバーは振り回します、チューバッカも登場させます、ミレニアム・ファルコン号は飛びます、ストームトルーパーはじゃんじゃん出てきます、etc。
でもそれだけですね。
「ジョージ・ルーカスのスター・ウォーズ」とは似て非なるものになってしまっています。
殺陣ひとつ取ってもそう。
ジョージ・ルーカスが作っていたころは、主人公と悪者側との息詰まる戦い、どちらが勝つか終わってみるまでわからないという緊張感がありました。
今作も殺陣シーンありますが、主人公に対するは悪のボスの護衛多数。
それだと日本の時代劇と同じで、「どうせ主人公が勝つんでしょ」としか思いません。
あと理不尽としか思えない場面も。
例えばレジスタンスの船の格納庫が攻撃されてそこにいた人が吹き飛ばされるんですが、十数メートルは飛ばされているのにほぼ無傷。
そりゃ今流行のワイヤーアクションを使いたかったんでしょ、わかります。
でもそれだけ飛ばされるような爆発だと破片等で普通は身体が傷だらけでしょ。
あと敵の攻撃を受けたレイア姫が宇宙に放り出されて死んでいるはずなのに、不思議な力を発揮して一人だけ宇宙船に戻ってきたり。
いや、フォースなんでしょ、わかりますよ、そりゃ双子のもう片割れルーク・スカイウォーカーがジェダイマスターなんですから。
でも本人は後にも先にも他にフォースを発揮する場面はないはず。
そもそも宇宙に放り出されるような衝撃を受けてかすり傷ひとつなし、さらに防護服なしで宇宙をかなりの時間漂っていたのに蘇生するって・・・。
宇宙空間上に防護服無しで平気なのはデスラー総統だけで十分です。
これはエピソード7で説明されているのかもですが、そもそも悪の帝国は崩壊しているはずなのになんで残党の方がこんなに巨大な艦隊揃えてぶいぶい言わせているの、なんでエピソード6で勝ったはずのレイア姫側が常にやばい状況なの、とか不可解。
あと、ディズニー傘下だからか出演者の人種性別が多様性満載なのに、なんで敵組織のボスは相変わらずジジイだし、配下の将軍はおっさんやねん、とか。
出演者の人種性別については、昨今差別とかなんとかうるさいから止むを得ないのでしょうが、ならばこそジョージ・ルーカスさんならば主要な出演者ほとんど異星人にしてしまうくらいしたかもですわ。
現にチューバッカは猿人だし。
もしくは「アバター」みたいに肌の色を何色かで塗っちゃえば良かったかも。
だってSFなんだから何でもありでしょ。
そこを妙な配慮しているからなあ。
いやー、はっきり言っておいおいというシーンが多すぎて映画にのめり込めませんでした。
まあ吹き替え版だったし、もしかしたら重要なシーンが削除されていたのかもしれませんが。
生粋のスター・ウォーズファンの方には大変申し訳ありませんが、私の評価としてはテレビ放映という不利な点を差し引いても駄作としかいいようがありません。
でもこれで「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」にお金出してまで見に行く価値無しと判明できたので善しとします。
ではまた。
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