こんにちは
先日岸田総理がニューヨークで記者会見した内容で話題になったのは
- 水際対策の緩和
- 全国旅行割、イベント割の開始
でしたが、もうひとつ見逃せないことが
それが、「個人向けNISAの恒久化」について
岸田総理は、現在時限的な制度となっている個人向けNISAについて、恒久化は必須と語っています
NISAとは
NISAは少額投資非課税制度といい、毎年一定の範囲内であれば金融商品から得られる利益を非課税にするというもの
種類としては、一般NISAとつみたてNISAがあります
これまでは、一般NISAで5年、つみたてNISAで20年という運用期間の期限が設けられていました
それを恒久化、つまり期限を撤廃しようというもの
今までは期間の制限があったので、投資を続けるうえで長期投資の時間的メリットを享受できないおそれもありました
恒久化になるとその心配はなくなるわけで
若いうちからつみたてNISAを始めようと考えている方にとっては朗報ではないかと
そしてFIREを考えている方にはまさに望んでいた措置ですね
ただし喜んでばかりはいられないかも
というのは、NISA以外の金融所得税率が増税になる可能性があるから
NISAが導入された経緯は、金融所得税率が10%から20%に税率アップになることと引き換え
岸田総理は就任後に「金融所得課税強化」を打ち出したこともありますし
もしかしたら、「NISA恒久化」と引き換えにそれ以外の金融所得税率アップを目論んでいるのかも?
もしこれが実現してしまうと、NISAの枠外で運用するレベルの投資家については増税になってしまいます
FIREやセミリタイアを目指す方であれば、つみたてNISAだけでは収まらない運用をするでしょうから、影響はでかいと思われ
今のところ、単なる私の妄想です
が、これが真実とならないことを祈るのみです
ではまた。
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