我は超大国の大統領P。
今は隣の小国を併合すべく、栄光ある我が陸海空軍が軍事作戦行動中である。
作戦発動を命令して2週間になる。
隣の小国の原発は複数占拠した。
もはや小国の首都は陥落寸前である。
にもかかわらず、なぜ作戦が完了していないのか。
我が軍隊は最強なり。
そして我が核戦力もまた最強なり。
小国の貧弱な軍など鎧袖一触。
のはずなのだが。・・・
無能な司令官どもはシベリア送りにせねばならん。
いずれ小国は我が前にひれ伏すしか道が残っていまい。
西側の経済制裁?
ちょこざいな。
アジアの赤色覇権主義国家が我が友だ。
石油も、そして天然ガスもどんどん買ってくれる。
経済制裁など、なにほどもあらん。
西側製品が覇権主義国家製品に取って代わるだけのことなのが、なぜわからないのだろう。
力こそが正義。
弱肉強食なり。
我が国と肩を並べる大国も、「世界の警察官」の看板を下ろしてからは小言を挟んでくるだけで彼らは軍隊を出してこないではないか。
我は正義。
極東の小国が、島を返せだの、遺憾だの、ちょこざいなことを言っているようだが、北海道なる島を我に差し出したいに違いない。
我と我が国家は20年に渡り大ロシア国家完成のため営々と努力してきた。
安全なところからデモするしか能のない愚民どもに何ができる?
そんなもので我が軍隊が止まるものか。
正義を唱えるならば、我を倒せるだけの力を持ってからにしろ。
小国の民たちよ、無駄な抵抗は止めろ。
そして我が覇業の前にひれ伏すのだ。
・・・
などと、経済はボロボロなのに軍事力だけはお盛んな某国の大統領がぶつぶつ呟いている夢を見た。
さあおじいちゃん、お薬の時間ですよ。
ではまた。
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