こんにちは
FIRE(経済的自立と早期退職)という言葉をマスメディアで見かけることが、最近とみに増えてきています。
ヤフーニュースでも定期的に話題になりますね。
若者憧れ「FIRE」とは?早期退職で“不労所得”生活(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
FIREという言葉は、経済的自立と早期退職を合わせた英語の頭文字から来ています。
この二つの用語、FIREを目指す人にとってどちらが重要なんでしょう。
はてなブログのおすすめにこのところずっと取り上げられている有名ブロガーさんは、「真に重要なのは経済的自立」との要旨で記事を書かれています。
私も一応は「FIREを達成した人」の末席にいると自覚しています。
私の場合はどうだったかというと、経済的自立はあくまでもセミリタイアするための手段に過ぎなかったんですよ。
真に重要だったのは「いかにして早期退職して労働から離れるか」だったのです。
働かずに生きていけることが一番の目的、経済的自立はそのための手段。
なにしろ私は、働き始めて2年目にはいかにして仕事をせずに生活するかを研究し始めたくらいなので。
当初は生活コストが安そうな外国に移住して~、なんて考えていたものです。
でも日本とさほど変わらない生活水準を維持しようとすると、むしろ外国の方がお金かかるんじゃ?
日本語しかできない自分で外国での生活に耐えられるのか?
等々、問題点が分かってきたので、とりあえずは働いて生活を充実させる方向に舵を切った次第。
そして20代の頃は女の子と遊び回って散財したり車に大金をつぎ込んだりしてそれなりに生活が充実していたので、しばらくFIRE熱は冷めていました。
今思い返すと20代後半って私の人生唯一の「モテ期」。
あのころに理想の女性と結婚できていたら、マイホームパパやりつつ今でも国家公務員として働いていた自信ありますわ。
でも婚活に失敗して30代を迎え、将来のことを思い至ったときにFIRE思考が再燃。
30代以降は、資産をなるべく積み上げての早期退職セミリタイアを目指すことにしたわけです。
私の中では「働かずに生きていく」が至上命題であり、その達成には経済的自立が付いて回るので現在のセミリタイアの形になっただけと言えます。
物欲や消費欲が旺盛であれば働いてお金を稼ぐ方が合理的ですが、私はダラダラと暮らせればそれでいいんです。
経済的自立ができてなくても、国の福祉で生きていけるならそれで良し、生活費の面倒を全部見てくれる女性がいるなら喜んでヒモになります。
プライドなんかは豚にでも食わせておきますよ。
現実にはそんな都合の良い展開はないので、自分の蓄えた資産を切り崩しながら生活していくという今のスタイルですね。
そもそも私がセミリタイアを目指していたころには、FIREなんてカッコいい言葉なかったですから。
だから周りに説明するのにFIREの方が分かりやすいと思えばそれを使うし、そうで無ければセミリタイアで構わないです。
FIREを目指している方々。
みなさんにとって重要なのは、経済的自立と早期退職のどちらですか。
ではまた。
下のアイコンをポチっと押してくださるとこのブログのランキングが上がります