こんにちは
最近、20代や30代前半で低資産セミリタイアを敢行する方が出てきているようです。
ブログ村ランキング上位には30歳1000万円でセミリタイアというブロガーさんがいらっしゃいますし、最近ツイッターで28歳900万でFIRE宣言された方が話題になっていました。
今回の記事では、これら若年低資産セミリタイアについての私の考え方を述べていきます。
私としては、若年低資産セミリタイアはお勧めしません。
やりたい方は自由になさればよいとは思いますけど。
その理由としては、アクシデント一発でセミリタイア生活から退場しかねないということ。
基本的にセミリタイアFIREするには自分の資産が頼みとなります。
この資産が少ないということは、自分の想定通りに事が運んでいる間は問題がなくてもトラブル発生時のバッファ(緩衝物)が少ないことを意味します。
人生何が起こるかわかりませんから、余裕あるバッファを確保しておきたいですな。
私の意見に対し、年齢が若いから失敗してもやり直しができるという反論もあるかも。
でも、セミリタイアやFIREでやり直しって、労働市場に復帰するってことですが。
復帰したとして、セミリタイア前よりも高給を取れるようなところならば良いですが、職歴にブランクがあるような人をそんな好待遇で迎えてくれる会社あるのかなあ。
というか、セミリタイアしたい理由のひとつに「働きたくない」ってあると思うのですけど。
セミリタイアに失敗したからと言って、また働きますか?
セミリタイアFIREしたかったら、最低生活費20年分くらい、できれば65歳までの生活費分は資産を積み上げたいところです。
セミリタイア時の年齢にもよりますが、それくらいの資産があればあとは適当にバイトしたり配当金等の不労所得を足し合わせたりすることで、快適なセミリタイア生活を送れるのではないでしょうか。
年齢が上がると相対的に必要な資産も少なめになりますが、20代30代で仕事を退職してセミリタイアするならばより多めに資産を積んでおきたいですね。
ネット世界には、いくらあればセミリタイア可能とか耳障りの良いことを発信している人がいます。
それを見て、じゃあ自分もそれを真似て!!っと思った方、ちょっと待った。
自分の環境とその発信者の環境、同じとは限りませんよ。
若年セミリタイアしている人が、実は実家の太い資産で守られているってだけだったり。
ぶっちゃけ、実家が資産家であるとかでなければ、何もしなくても平均寿命まで生きていけるくらいの資産を積み上げてのセミリタイアFIREが無難でしょう。
私は実家からの支援を全く期待できませんでした。
だからもう生涯働かなくてもよいだけの資産を積み上げてのセミリタイアです。
誰もが同じようにできるとは言いませんが、できるだけ余裕がある資産を持ったセミリタイアFIREを推奨したいですね。
ではまた。
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