48歳からのセミリタイア日記

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20代キャリア官僚の退職が増えている

 

こんにちは

 

私は元国家公務員です。

国家公務員は、キャリア組と呼ばれる官僚とノンキャリに分けられます。

私はノンキャリでした。

キャリアの試験は受けるだけ受けましたが、とんでもなく難しいものでしたのでこれを合格するのはすごい人たちなんだなあと感じていました。

現にキャリアの構成比としては東大出身者が多いです。

そして入省してからも、キャリアの方々の有能さは仕事をしていく中で常に体感させられていましたね。

 

日本で働く人のなかでもエリート組なのが間違いないキャリア官僚ですが、せっかく難しい試験を突破して掴んだポジションを20代のうちに手放す人が増えているようです。

20代官僚の退職、6年で4倍超 河野氏「危機に直面」 :日本経済新聞

 

記事によると、20代官僚の退職が、2019年度の1年間だけで87人も。

6年前の2013年度が21人だったそうなので、4倍以上となっています。

退職理由としては、男性が「もっと自己成長できる魅力的な仕事に就きたい、女性が長時間労働で仕事と家庭の両立が難しいというものが一番多い理由とのこと。

 

 

 

辞める人たちの言いたいこともわかる気がしますよね。

だって中央官庁なんて、働き方改革って何ですかという世界。

国会が開かれているときなんて、深夜遅くまで国会質問の想定問答集作成で居残りしないといけないんですよ。

私が所属していた省なんて、「霊安室」と揶揄される仮眠室があったり。

特に野党議員が、前日夜にしか質問内容を教えてくれないとかの官僚への嫌がらせをしてますからね、でしたよね、元自由党で現立憲民主党の森ゆうこ参院議員様!!

この議員様、嫌がらせがバレたのに対して謝罪どころか官僚に逆切れしてましたから恐れ入りますわ。

そんなこんなで長時間労働、仕事と家庭の両立なんでできるわけないです。

辞めていく女性官僚の言いたいこと、もっと大きく報道すべきでは?

 

男性官僚のもっと自己成長のできる魅力的な仕事をしたいというのもよくわかります。

官僚のやっていることって、極論すると政治家たちの思いつきの後始末なんですよね。

そして問題が起きたら、野党合同ヒアリングと称して官僚の吊し上げ。

あれ、はっきり言ってパワハラじゃないの?

ワアワア怒鳴り散らしてさあ、もっと静かに喋れないのか。

ああいうのを一度でも体験すると、とても自分がやっていることが魅力的な仕事だなんて思わなくなるでしょうね。

キャリア官僚になれるくらいの人材ならば民間に転職するにしても引く手あまたでしょうし、20代でやり直しが簡単な時期に思い切った方がよいのかも。

 

 

 

というか、国会議員って必要なんですかね。

もう日本は優秀な官僚が動かせばそれで良くないですか。

こんなこと言っちゃうと民主主義の否定になってしまいますが、そもそも日本は世界一成功した社会主義国と言われているじゃないですか。

ならばもっとシステムを進化させてしまうのはどうでしょう。

議員の選挙を見ても、とてもまともな人を選んでいるとは思えないんですよね。

官僚に全ての実務を任せて、対外的には皇室外交で何とかするので今よりずっとマシになりそうな感じがしてなりません。

というか、議院内閣制が宜しくないですわ、これはもう憲法改正しかないです。

首相公選制にして、アメリカみたいに選挙一回で劇的にトップの首を変えられるようにならないかなあ。

 

ではまた。

 

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