48歳からのセミリタイア日記

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身に覚えがないのに銀行預金が勝手に引き出されている

 

こんにちは

 

みなさんは少なくともひとつは銀行口座をお持ちですよね。

持っていない?、もしかして反社の方ですか。

という軽いジョークはさておき。

 

身に覚えがないのに、銀行口座から不正に預金が引き出されている事例が多発しているそうです。

www3.nhk.or.jp

 

どういう経緯で不正に引き出されているのか簡単にまとめますと、

  1. 犯人がなんらかの手段でターゲットの銀行口座番号、暗証番号を入手。
  2. 犯人が「ドコモ口座」をターゲットの名義で作成。
  3. 犯人が「Web口振受付サービス」を悪用してドコモ口座と銀行口座を紐付け(口座振替手続き)
  4. ターゲットの銀行口座からドコモ口座へお金を振替
  5. 犯人はドコモ口座に入金されたお金を持って消える

 

被害の対象となった銀行は、今のところ七十七銀行中国銀行東邦銀行大垣共立銀行

 

 

 

今回の被害で特徴的なのは、「ドコモ口座」「Web口振受付サービス」が悪用されたこと。

 

ドコモ口座というのは、携帯通信会社のNTTドコモが提供しているサービスです。

docomokouza.jp

公式HPによると、

ケータイを使って安全・カンタンにお買い物や送金ができる電子マネーサービス

とのこと。

このドコモ口座からd払い(QR決済)の支払いをしたり、他の人に送金できたりすることができるそうです。

 

 Web口振受付サービスというのは、地銀ネットワークサービスという、地方銀行が共同で設立しているサイトからウェブ上で口座振替の申し込みができるというもの。

多くの地方銀行が加盟しているので、被害のターゲットとなったのが地方銀行のみというのはこのサービスありき、ということなのでしょう。

都市銀行などは独自の口座振替受付サービスを提供しているので、ガードが堅いのかも。

 

この「ドコモ口座」「Web口振受付サービス」が銀行口座と暗証番号さえあれば第三者でも突破できる穴があったようで、そこを犯人に悪用されたということですね。

こういう事件が起こると、妙なサービスを提供したドコモがどうなのよ、と感じたりしますが、今のところドコモは公式に何も発表していません。

銀行側は各社のHPで不正利用が発生したことについて公表していましたが。

 

 

 

私が一番怖いなあと感じているのは、こういうネットサービス経由で自分の銀行口座から不正にお金を取られることなんですよ。

そのため、預金を分散させている銀行口座は一口座を除きネットバンキングを利用していませんので、ネットから切り離して個別管理しておけば、そうそう不正にお金を取られることはあるまいと高を括っていました。

ところが、昨今〇〇ペイとかこのドコモ口座のように銀行口座と紐付けして利用する新しい形態のサービスが次々と登場してきて、それらサービスの抜け穴を悪用した輩が犯罪行為をするという事例が増えてきています。

こうなるとネットバンキングを利用しているとかどうか関係なく、銀行口座のお金が常に犯人から狙われていると考えないといけません

今回問題になったドコモ口座、NTTドコモ側はどこに穴があるのかわかっていないのではと心配になります。

というか、銀行口座と暗証番号だけで本人確認が完結するザルなやり方は今すぐ改善してほしいものです。

せめて身分証明書を確認するようにしてくれないと、危なくてしょうがありませんね。

どこから悪用された個人情報が流出したのかも知りたいところですが、銀行からなのか、それともスキミングされたのか、いろいろ考えられるのでなんとも。

個人としては、ATMを利用するときに暗証番号入力を他者に見られないようにするとか誕生日等の簡単な数字を暗証番号にしないとかで自衛するしかないですね。

困ったものです。

 

ではまた。

 

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