こんにちは
新型コロナの影響で、派遣契約を切られたとか就職内定が出ていたのに取り消しされたなんて話を聞きます。
今のところは正社員についてはまだ酷い話は聞きませんが、緊急事態宣言が長引いてくると企業業績が悪化して希望退職募集を行う企業も出てくるかもしれません。
この先景気が良くなるかわからないし、いっそ退職してのんびりと考える方もいるのでは。
でも退職後の支出についてあらかじめ考えておられる方はどのくらいいるのでしょうか。
大病などがなかったのに退職金が漸減した
記事で取り上げられている方は、現在再雇用中の64歳。
給料に企業年金と個人年金、特別支給の厚生年金を合わせて月収が42万円。
月あたり6万円ほど黒字で大病やリフォーム等の大きな支出がなかったはずなのに、退職後の4年間に貯蓄が350万円も減っているとのこと。
減った理由はよくわからないそうです(笑)。
おそらくは夫と妻の金銭感覚の相違
私にはだいたい理由がわかりますけどね。
おそらくは、夫と妻の金銭感覚の相違です。
夫の小遣いが月2万円ということは、夫の金銭感覚はほぼ一般サラリーマン。
ということは妻の方が浪費体質なのは間違いないですなあ。
まずおかしいのが夫婦2人の食費が月11万円。
いくらなんでも使い過ぎ。
この分だと、貯金から減ったお金はほとんどが妻がなんらかの理由で使い込んだお金でしょう。
独身であれば支出管理は楽だが
私のように独身だったら、自分の思いのままに支出を管理できるのですが、夫婦となるとそう簡単にはいきません。
特にセミリタイアしたい夫が倹約家で、妻が浪費体質だった場合は要注意。
せっかくきっちりした支出計画を立てても、妻がどんどんお金を使ってしまい老後のお金が足りないなんて羽目になるやもしれません。
精査するためには家計簿をつけよう
支出を管理するのに一番便利なツールは家計簿です。
入ってくるお金は把握が容易ですので、支出について家計簿に記載することで可視化させます。
収入から支出を差し引けば、家にどのくらいお金が残るか、もしくは資産からどのくらい補填しないければならないか、わかりやすくなります。
もしここで使途不明金があるとき、家計簿をつけていると使途不明金の存在を早期に察知できますが、それ無しにはどのくらい使途不明な支出があるのかわからないまま時が過ぎていくでしょう。
家計簿はただ漫然と書くだけではだめで、それを定期的に精査する必要があります。
そのときには、普段家計簿に関わらない人に精査してもらいましょう。
そのほうが不審な支出が洗い出されやすくなります。
リタイア後は現役時代ほど収入がない方がほとんどでしょう。
無駄使いしていては資産を食い潰しかねません。
特にパートナーがいる方は、自分の考えが及ばないところでお金が減っていく可能性があることに留意しましょう。
ではまた。
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