こんにちは
新型コロナウイルスが日本経済に与えるダメージは日々深刻となっているようです。
直接の原因として破たんした件数が全国で45件に達したとのこと。
さらに、東京では大手タクシー会社がタクシードライバーを全員解雇したようです。
今後も「コロナ解雇」が急増していくのでしょうか。
タクシー会社 全乗務員を解雇へ
記事によると、東京のタクシー会社が業績悪化により約600人いる乗務員(ドライバー)全員を解雇する方針とのことです。
いやー、最初これを読んだときには、なんてひどい会社だと思いましたね。
日本では倒産もしていないのにいきなり解雇ってできるのって話ですから。
ただし、この会社においては若干事情が異なるようです。
社長からの手紙
ツイッターをチェックすると、こういうツイートが。
御仲間からまわってきました。
— DriveBy (@ZerO3_NightRide) April 7, 2020
ロイヤルリムジン全員解雇のお知らせ pic.twitter.com/9uZjp7xn7w
タクシー事業の場合は、給与体系が歩合制と残業代のため、休業補償をするよりも会社都合解雇による「失業手当」を受給した方がドライバーにとって有利だということのようです。会社都合だと失業手当の給付が早いですからね。
加えて解雇されて収入が減れば国による30万円の給付金も確実に受け取れますし、家賃に困る方は住宅確保支援金、当座のお金に困る方には緊急小口資金の貸し付けも。
会社としても、体力のあるうちに休業してしまえば手元資金を温存できますし再起が容易でしょう。
この会社の社長さんはかなりの切れ者と見ました。
社長さんはせっぱつまる前に決断した方が
今回の新型コロナは1月や2月で収束する見込みはありません。
先が見えない以上、せっぱつまる前に決断したほうが良いと思います。
ぐずぐずしているうちに資金的にどうにもならなくなって倒産ということになると、会社も社員も不幸になってしまいます。
現在全国各地で起こっているホテルや旅館の破たんはこういうパターンですね。
基本的に日本の政府は大企業を助けても中小企業には冷たいです。
こういうときこそ、社長の早い決断が会社と社員の未来に繋がるというもの。
準備ができているならセミリタイアするのは今かも
働く身としては、首を切られることなく働ければそれが一番なのでしょうけど会社の事情によってはそういうわけにもいきませんね。
こういうときに強いのが、セミリタイアへ向けて準備を進めていた方。
今まで自分で貯めていた資産に加えて、行政からの失業給付や各種給付金を貰ってセミリタイアへ流れることもできます。
特に各種給付金は今退職すれば貰える可能性が多いのではないでしょうか。
今話題の30万円個人給付は前年からの所得減少が条件になりそうなので、退職する日にもよりますがセミリタイア志望者も貰えそう。
今後も情報はより多く集め、使える制度はきちんと使って生活をより良いものにしましょう。
ではまた。
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