48歳からのセミリタイア日記

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東京では若者が極狭物件にしか住めなくなってきている

 

こんにちは

 

私は現在賃貸アパート暮らしです。

大変古い物件ですが、広さは2DKあり割と快適に住めています。

ところが最近では極めて狭い広さの賃貸物件が、特に東京を中心として作られているようです。

 

 

 

 

わずか3畳の極狭物件 若者に人気 

「満室で案内できない状況」極狭の“3畳物件”が若者に人気…入居者の普段の生活を聞いてみた - FNN.jpプライムオンライン

 

たった3畳しかない極狭物件が、特に20代から30代の若者に人気とのこと。

 

なぜ極狭物件が人気なのか

記事ではミニマリストの若者に人気なのでないかと書かれていました。

都内の極狭物件は1200軒以上と言われていますが、それだけの数の物件がほとんど満室のようです。

世間はそんなにミニマリストだらけなのでしょうか。

こういう物件の利用者の要望は、「狭くてもいいから、会社から近くて安くて綺麗な物件に住みたい!」。

アクセスの良さと家賃の安さが売りということのようです。

 

 

 

東京23区内の賃貸物件が高すぎるので若者は極狭物件を選ばざるをえない

結局は見出しに書いてあるように、東京23区内の賃貸相場が高騰し過ぎていることが、若者が極狭物件を選ぶ理由ではないかと。

若者が東京23区内に住もうと思ったら、超お高い物件か条件に難がある物件しか残っていないということです。

例えば福岡市内だと5万円出せば一人暮らしするのに不自由ない物件に住めます。

ところが記事によると新宿周辺だと家賃が10万円を超えたりするそう。

人口減少が始まった日本においても、東京だけは年々人が増え続けています。

多くは地方から大学入学や就職で若者が流入しての人口増加です。

地方から上京した若者が部屋を探しても、自分の条件に合う物件は高すぎるということで広さに譲歩した形で極狭物件に向かっているのではないでしょうか。

 

若者が東京でまともな広さの物件に住むことができないというのは、深刻な問題だと思います。

これは家賃相場の上昇に賃金の上昇が追い付いていないということでしょう。

それだけ労働者が相対的に貧しくなり、賃貸を持つ大家(資本家)だけが笑う時代になってきているということです。

 

 

 

働く場所が地方にもっと増えたら良いのだが

極狭物件に好き好んでお住まいになるのでしたら特に言うことはないのですが、もし全く同じ条件でもっと広い部屋に住めるとなったらほとんどの人が広い方を選ぶんでしょ?

ということは、極狭物件は家賃相場が高騰していることへの緊急避難的措置ということですね。

もっと家賃が安い地方に住めばと考えがちですが、やはり仕事があるのは東京なんですよ。

地方だとたくさんお給料を貰える仕事があまりありません。

 

現在では、パソコンに一日中向かって作業する仕事が増えています。

特に東京都内で仕事をしているホワイトカラーにはそういう方が多いのではないでしょうか。

ところが最近になって新型コロナ感染を防ぐため、在宅勤務(テレワーク)を実施している会社が増えています。

テレワークで仕事ができるのであれば、何も東京に本社オフィスを構える必要はありません。

家賃が安くて広い部屋に住める地方に居ながら仕事が成立するように、会社の方も意識を変えていただきたいものです。

 

ではまた。

 

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