こんにちは
新型コロナ騒動はいよいよ日本全体に影響が出てきました。
総理大臣が日本全国の小中高の春休みまでの休業を要請する事態となったり。
唐突な要請に関係各所は混乱しましたが、それに続き29日夕方から総理大臣が記者会見を開きました。
リンクから会見の動画も見れます。
会見内容については左系のメディアや知識人の御方々はご不満だったでしょうが、私は簡潔に要点を説明し総理自身の責任ということを強調されておられて悪くない会見だと思いました。
そのなかで総理の印象深い発言は、
「保護者の皆さんの休職に伴う所得の減少にも、新しい助成金制度を創設することで、正規・非正規を問わず、しっかりと手当てしてまいります。」
というもの。
これは、子どもの学校が休みになると保護者が子どもを家で見ないといけなくなるのでその間は仕事を休まないといけないという声に答えたものでしょう。
月給制の正規雇用だと有給休暇がありますが、日給制の派遣や契約社員だと休んだ分だけ所得が減りますしねえ。
今回は安倍さんは結構思い切った策に出たという印象です。
休んだ分は国が助成金を出しますから安心して休んでくださいとなると、補填があるなら休んで子どもを家で見ようかという方が増えてくるでしょう。
ただしこの措置に対しては注意しないといけないことが。
総理の会見では正規・非正規を問わずと言っていましたが、「雇用されている方」だけが対象でいわゆる「フリーランス」の方まで助成金が出るわけではないだろうということです。
恐らくは収入が減った分について雇用している企業を通じて助成するのではないかと推測されますので、「外注」であるフリーランスに対しては恩恵がなさそうです。
フリーランス・自営業は、特にパソコン1つあればどこでも仕事ができるweb系で多いイメージがあります。
会社に雇われて働くより時間は自由になりますし、満員電車に揺られて通勤しなくて良いですし、嫌な上司と相対しなくて済みますし、自分に技術があって仕事を取ってこれる能力さえあれば一見良いことだらけ。
ただし、こういう非常時になってたとえ収入が減ったとしても、国や企業が面倒を見てくれません。
そのあたりは全部自己責任で処理しないといけないということは覚えておかないといけないですね。
経済が好調に回っているときには、非正規雇用に甘んじるくらいなら己の力で稼ぐとばかりに、大学卒業後就職しない「新卒フリーランス」なる連中まで登場します。
ただしこういう非常時には雇われている方が絶対に生活が安定します。
コロナ騒動がいつ収束するかわかりませんが、中国の経済が停滞するのは間違いないでしょうからそれが日本に波及すると不況になるかもで、そういうときに真っ先に切られるのがフリーランス。
不況時にはなんだかんだ言っても雇われ人の方が保護されますので、フリーランスは心しておいた方が良いです。
ちなみに私のようなセミリタイアラーはあまり影響がないはずです。
新型コロナが収束するまでバイトをせずに家に引きこもって感染を躱せますし。
新年度からは学校も平常どおりに開校できるようになってほしいものですね。
ではまた。
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