こんにちは
日本って狭いようで意外と広いです。
そして人が住んでいる地域って偏っていますよね。
人口過疎化に悩む県は少なくありません。
対策として、補助金を出している県もあるようです。
移住するとお金がもらえるなんて素敵ですね。
セミリタイアの方法のひとつとして考える価値はありそうです。
宮崎県の移住支援金制度
宮崎県は県外からの移住に対して条件を満たせば支援金をくれるそうです。
金額は、2人以上の家族・世帯は100万円、単身者は60万円。
個人向けの支援金としては意外と大きいかも。
対象については公式サイトより引用します。
東京23区内の人以外でも、要は日本全国からいらっしゃいということですね。
これは意外と対象が広いです。
宮崎県以外の日本のどこかで過去5年住んで働いていた人は、年齢性別国籍結婚歴全て関係なく全員対象ですよ。
ただし、就業しないといけないようです。
あっちゃー、セミリタイア向けでは無いですね。
わざわざ農林漁業、医療福祉事業所、と書いているということは、この辺りの人材を特に欲しいということですね。
確かに医師とか介護職とか宮崎県は不足してそうですからね。
100万円支援するのに申請ゼロ
申請受付が始まって1ヶ月を過ぎても申請者がいないそうです。
なかなか病んでいますね。
それだけ宮崎県に移住したい人がいないということでしょうか。
原因はいくつかあると思われます。
原因その1 条件が多い
まずひとつめの原因ですが、申請するための条件が多くて該当者が少ないのではないかと思われます。
例えば移住先に関する要件だけでもいくつもあります。
その他、就業・起業に関する条件、世帯に関する条件、その他の条件といろいろあります。
これはお金の出所が税金ということで致し方ないのかもですが、こうたくさんの字が並んでいると読む気がしませんし、申請のハードル高いな思わせてしまうでしょう。
原因その2 支援金が少ない
そもそも支援金の額が少ないという意見もありそうです。
なぜならば、世帯で100万円ということですが、地方の生活に不可欠な車一台分に満たない金額です。
単身者ならば60万円ですからもっと少ないですね。
これは移住する家を借りて引っ越しただけで消えてしまいそうな金額です。
条件が厳しいのに貰える金額が少なければ、そりゃ移住しようという人はなかなか現れませんね。
まとめ
今回の案件は、「就業すること」という条件があったためセミリタイア向きではないと判明しました。
都会だとセミリタイア向きの仕事があるかもしれませんが、宮崎のような地方だと週5か週6でがっつり働く仕事しかなさそうですし。
おまけに宮崎って賃金が全国でも最低レベルなんですよねー。
こりゃよほど大胆な手を打たないと宮崎のような地域の過疎化は止まらないでしょう。
というか、もう手遅れの予感しかしませんが。
ではまた。
ブログ村ランキングに参加しています