こんにちは
日本から遠く離れたイギリスで何やら騒がしいことになっているようです。
ヘンリー王子「セミリタイア宣言」
王室の主要メンバーから身を引き、北米でも暮らしたい――。英国のハリー王子(35)とメーガン妃(38)の「セミリタイア宣言」が世界中を駆け巡った。
※朝日新聞はハリー王子と表記していますが、当該表記は愛称であることから、このブログでは正式名であるヘンリー王子として表記します。
ヘンリー王子が英王室の主要メンバーから「引退」するという発表したことについて、朝日新聞デジタルでは「セミリタイア宣言」と表現しています。
ヘンリー王子の言う「引退」とはどのようなことを言うのでしょうか。
どうも王室の公務から離れるということのようです。
その一方で王室自体から離れるわけではないということで、「セミリタイア」と朝日新聞が表現していると思われ。
ちなみにヘンリー王子の現在の収入は年間200万ポンド(約2億8千万円)以上。
5%がエリザベス女王から、残り95%がチャールズ皇太子から。
「財政的な自立を目指す」とヘンリー王子は述べているらしいですが、自前の財源があるわけではないようです。
引退後は女王からの資金は受け取らない意向のようですが、チャールズ皇太子が引退すれば自らの資金提供をストップすると宣言したとの報道も。
そうすると今までの資金源が全滅するわけで、何かしら食い扶持を探す必要があります。
自分の爵位にちなんだ「サセックス ロイヤル」を商標登録しているようですから、商標権ビジネスで食べていくつもりなんでしょうか。
自分の王室内の地位を利用してビジネスしようということに対しては、イギリスの中でも批判があるようですが、ヘンリー王子とメーガン妃は下々の言うことなんか意に介さないのでしょうか、さすが貴族の中の貴族。
時代はセミリタイア
ついに由緒あるイギリス王室の王子までが「セミリタイア宣言」する時代になってきましたよ。
おら、わくわくすっぞ。
まさに私たちセミリタイアラーには追い風になる状況でしょうか。
でもヘンリー王子と私たちではあまりにも環境が異なりますね。
あちらは王室から引退しても引く手あまたでしょうし。
王子は軍隊に2015年まで所属し、陸軍大尉で除隊していますから軍人に復帰という線もあります。
またアメリカに渡れば現地社交界が見逃すはずはなく、一生アメリカの富豪がパトロンとして援助することも考えられますね。
一方私たちには援助してくれるパトロンがいるわけでなし。
自分の資産のみを頼りにセミリタイア生活を送っていかないといけません。
はあ、つらいわ。
と愚痴を垂れても始まりません。
しっかりと資産を積み上げたうえでセミリタイア後も安心して生活できるよう、生活設計はきちんと行いましょう。
私は何度も何度も試算していますので、よほどイレギュラーな事案が発生しない限り資産枯渇によるセミリタイア生活の終焉という末路はないはずです。
ヘンリー王子並みの境遇の方はほとんどいませんが、現実にセミリタイアしている方はたくさんおられます。
さあみなさんもセミリタイア、目指してみませんか。
ではまた。
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