こんにちは
弊ブログにお越しいただきましてありがとうございます。
ここに来られる方々は、セミリタイア済みか、セミリタイアしたい、セミリタイアに興味があるという方が多いと思います。
そのなかでも、セミリタイアした後に田舎暮らしを考えている方も多いのではないでしょうか。
ところがそれにもリスクがあるかもというブログ記事を読みました。
大分県杵築市が財政危機?
私と同じく2018年からセミリタイアを始めた人生よよよさん。
セミリタイア界隈の人気ブロガーです。
退職と同時に大分県杵築市に移住してセミリタイア生活をされておられます。
その記事でこんなものがありました。
大分県杵築市が財政危機ということで、びっくりです。
というのも、私もかつてセミリタイア後の移住地候補として杵築市を検討していまして、実際に下見に行ったこともあるから。
大分合同新聞の記事によると、今のままの歳出だと3年後には財政再建団体に転落するとのこと。
財政再建団体というのは、要は財政破たんした自治体ということです。
現在の日本では、北海道の夕張市が該当します。
夕張市の現状は、税金や手数料は他よりも高く住民サービスは他よりも少ないという、住民に優しくない街になっているよう。
杵築市もそうなるおそれがあるということです。
田舎の街はどこも財政が厳しそう
早期のセミリタイアに限らず、田舎へ移住したいという方は結構おられるのではないでしょうか。
都会の生活に疲れた、自然に囲まれて生活したい、生活コストの低いところに住みたい、農業したい、などなど。
移住に適したところとして、いわゆる過疎の街も候補となっていたり。
しかしそういったところの自治体財政がどうかというと、厳しいところが多いのではないでしょうか。
財政が豊かなところは、工場が有ったり何か人が集まる要素があるものです。
かつての杵築市も、キヤノン等の工場があったころには多数の若者が労働者として住んでいて単身者向けアパートも大量に建てられました。
その後工場が撤退を続けてそれらのアパートからは人が去り、入居者がいないアパート群が林立している状況に。
比較的新しいアパートが1万円とかで入居できるとあって、よよよさんを始めとするセミリタイアラーに注目されることとなりました。
でも人がいないから家賃が下がるんですよね。
過疎化が進む自治体は、当然に財政が厳しくなります。
財政が厳しくなると住民サービスの質が低下したり、税金・国保料・水道料・手数料等が値上がりする可能性も。
わざわざ移住して、そんな仕打ちを受けたくないですね。
セミリタイア生活は都会の方が住みやすいかも
私思うんですけどね、セミリタイア生活は特に単身者の場合は都会の方が住みやすいのではないかと。
住む家は買うにしろ借りるにしろ沢山候補がありますし。
住居以外の生活コストは、都会の方が規模が大きく競争があるからか田舎よりもむしろ低いかも。
よほどその場所でやりたいことがあるというので無ければ、都会でのセミリタイア生活を送った方が良さそうです。
まあ田舎に住んで、そこが財政破たんに陥りそうになったら引っ越ししてしまえば良いという考え方もありますが。
実際よよよさんは杵築市がヤバくなったら容赦なく切り捨てると書いていました。
自治体にとっては自らの存続が最優先なように、セミリタイアラーも自らの生活が最優先ですから致し方ないですね。
ただ引っ越しも結構面倒くさいですから。
できれば同じところに長く住めればそれに越したことないですね。
ではまた。
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