こんにちは
昨年福岡でブロガーが刺殺されるという事件が起きました。
ネット上のトラブルからブロガーに恨みを抱いた犯人が、リアルイベントの機会を狙って犯行に及んだものです。
その裁判の判決が昨日言い渡されました。
求刑が懲役20年に対して判決が懲役18年。
重いか軽いかは裁判官でない私にはわかりません。
ただもし私が殺された本人だったら、犯人を死刑にしてほしいだろうなとは感じます。
なにしろ犯人は最大18年経ったらシャバに出てこれるのに対して、殺された方はもはや現世では何もすることができないのですから。
そう思いながら他の方のブログをチェックしていたところ、この事件に関しての秀逸な考察をされているブログ記事を見ましたので私自身も考えてみることにしました。
ブロガーとしての自己防衛の重要性
いつも楽しく拝読させていただいているしょこら@さんのブログ記事です。
こちらのブログは主に投資関係なんですが、人を引き付けるというか、文章力の高さはなかなか真似ができないなあといつも舌を巻いています。
そうなんですよね。
記事を読みながら、うんうんと何度も頷く私がいました。
しょこら@さんは記事の中で、
不特定多数に情報を発信する立場である以上、その行為は100%自己責任であるのではないでしょうか。
と書かれています。
正にそうなんですよね。
私なんか、いろいろな話題で書き散らしていますから100%どころか120%自己責任です。
あちこちで顔も知らない方から恨みを買っていてもしょうがないです。
ちょっと思い返してもネタ(批判)の対象が、生活保護利用者、第3号被保険者、各政党、ネット上の詐欺師、ライドシェア仲介アプリ、等々。
不特定多数の人から命を狙われてもおかしくないという。
また、資産を積み上げてのセミリタイアですから、当然お金目当てで狙ってくる輩も想定しないといけません。
そのためには常に自己防衛を意識して行動する必要があります。
過去記事で自己防衛の方法を検討してはいたが
1年半ほど前に事件を受けて記事を書きました。
これはあくまでネット上で知り合った人とリアルで会うことについての話でした。
しかし、よく考えると今回の事件は発生するまでお互いにリアルでも会っていないんですよね。
犯人側が一方的に恨みを募らせて、被害者の居所を特定して犯行に及んだという。
こうなると私が過去記事に書いている防衛策だけで防げない気がしています。
過去記事では、会うシチュエーションに注意すること、個人情報の管理に注意することとしました。
でもいくらシチュエーションに注意してもやられるときにはやられます。
現に事件が起こったのは人がたくさんいたイベント。
イベント後にトイレに入った被害者を犯人が襲っています。
トイレに入るのを我慢することなんてできませんから、注意には限界があるということですね。
資産額の個人情報にしても、現在は隠していますが過去にある程度ぼかして書いていたことが、ハンドルネームと資産額という形で某巨大匿名掲示板にリークされていたときにはゾッとしました。
いったん公開した事項については、たとえ後で隠そうとしてもネット上に痕跡が残ってしまうということですね。
刺されたらそのときと開き直るしかないかも
いくら防衛策を練っても、相手の執念がそれを上回るともうどうしようもないです。
やばそうな過去記事を全部墨塗りにしても、いったん人の目についてしまった以上記憶からは消せませんから。
となると、もう自分の普段の行動で注意していくしかないですね。
具体的にはリアルでの所在を明らかにしないというのが一番でしょうか。
とはいえ、リアルタイムでの発信というのも新鮮な情報ということでは大事かなと思ったりします。
今後も身の危険にならない程度にツイッターで発信はすると思います。
注意を重ねた上でそれでも刺されるなりのトラブルに遭遇したらそれはそれですね。
しょこら@さんも、「発信者としての責任もついて回ると認識すべき」と書かれていました。
まさにおっしゃるとおり。
私は自分が発信者として書いたことについては責任を自ら負うべきで、その結果がたとえ刺されるというものであっても受け止めなければならないと思っています。
加害者には当然それ相応の刑事民事行政の責任を負ってもらいますが。
互いに自らの行為についての責任を負うというのが大人でしょうからね。
突然ブログ更新が止まったら、何らかのトラブルに遭遇したとお考えください。
ではまた。
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