こんにちは
先月内閣改造が行われまして、かなりの数の大臣が交代しました。
そのなかには、セクシーという言葉で記者からの質問を煙に巻こうとした大臣とかいらっしゃるよう。
みなさんはどの大臣がどの担当か、全てわかる方いらっしゃいますか。
各大臣とも、〇〇大臣と名前が付いているほかに、〇〇担当というのがいくつもぶらさがっています。
そのなかで、一億総活躍担当というのがあるのがご存知ですか。
本日の話題は大臣が設定されるくらい政府が力を入れている一億総活躍社会についてです。
一億総活躍社会とは
政府が一生懸命に宣伝している一億総活躍社会。
政府広報オンラインを見ると、トップページに
国民ひとりひとりが輝ける、一億総活躍社会を実現しましょう
とあります。
そして、一人ひとりが家庭や地域や職場で自分の力を発揮し、生きがいを持てる社会の実現を目指します、ということです。
結局は働け働けってことだよね
まあ見出しのとおりです。
結局政府が言いたいことは、男性だろうが女性だろうが年寄りだろうが障害があろうが、働け働け働いて税金納めて社会インフラ支えろ、ってことでしょう。
それをオブラートに包めば、一億総活躍社会の実現ということでは。
というかもはやオブラートにさえ包めていません。
そもそも一億総活躍っていう言葉自体が気色悪いです。
戦時中のスローガン、進め一億火の玉だを想起させます。
こういった文言を政府が提唱するときには、よほど語感を考えないと気持ち悪さが抜けないものとなってしまいます。
政府がいくら一億総活躍社会の実現をと叫んでも、私はそれに乗りません。
いまさら活躍しようなんてまったく思いません。
活躍しようと思っていたらセミリタイアなんてしませんって。
みんなが活躍しなくてもよい
日本の人口は1億2600万人。
ということは、一億人が総活躍しても、残りの2600万人は活躍しなくてよいことですね。
私は残りの2600万人の方にインします。
というか、セミリタイアしている方はみなそう思っているはずです。
働き者の代表格であるアリ。
実は働いているのは8割で、残りの2割は遊んでいるそうです。
遊んでいる2割のアリを取り除くと全員精鋭になるかというと、さにあらず。
残った8割のアリのなかから、また2割が働かないアリになるそう。
高度な社会性を持つと言われるアリでさえ8:2の割合で働く働かないがあります。
そう考えると日本の人口1億2600万人のうち1億人は約8割。
残り2600万人、全体の2割は活躍しなくてちょうどよい社会ということではないでしょうか。
自分が8割になるか、2割に行くかはその人の選択に委ねるということで。
私は当然2割です。
ではまた。
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