48歳からのセミリタイア日記

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育児休業について公務員でありがちな?こと その2 職員編

 

こんにちは

 

昨日と本日の2回に分けて育児休業について公務員世界のお話をしています。

昨日の記事はこちら。 

luna3018.hatenablog.jp

 

本日はその2として、私の職場ではこんな育児休業を取った公務員がいたよという事例を紹介します。

 

 

お金に余裕があると男性でも年単位で育休を取る

私の職場の先輩に当たる男性職員なんですが、妻の出産後1年間育休を取った方がいらっしゃいました。

奥さんアメリカ人の専業主婦だったんですけどね。

奥さんの地元であるアメリカに飛んでいってしまい丸々1年間アメリカでエンジョイしたようです。

育児休業中は給料が出ません。

この方は1年分の生活費を貯蓄していたんでしょうね。

みんなよく思い切ったなあと言っていました。

このように国家公務員は大変育児休業が取りやすい職場なんだなあと改めて思います。

 

6年近く育児休業で仕事を休んだ職員も

一方こちらは何だかなあと思ったケース。

ほぼ連続で6年近く仕事を休んだ職員がいます。

どういうことか説明します。

一人目を出産、産前産後休暇と育児休業を子供が3歳になるまで取得。

育児休業が明ける前に二人目を妊娠。

育児休業明けてすぐに産前産後休暇入り。

二人目を出産して子供が3歳になるまで育児休業取得。

これでほぼ6年間仕事しませんでしたね。

 

どう思います?

職場では冗談半分で「国の少子化対策を体現してるね」とか言われていましたが。

6年間まったくお金が出ないわけではありませんからね。

産前4週、産後8週の休暇中は給料が出ます。

また育児休業中も当時は最初の1年間、育児休業給付金が出ていたはず。

 

民間企業ならまだしも、公務員ですからね。

こういった方に支払われるお金の原資も税金です。

制度上は問題ないとはいえ、さすがにどうかと思うのですが。

そもそも6年間も職場を離れていると、もうその人の能力は新人並みに落ちていると思います。

それでも復帰するとそれまでの高給を再び払わないといけないという。

うーん。

 

 

 

公務員の育児休業制度についての疑問

育児休業については、公務員は民間と違って非常に取得しやすいです。

嫌がらせをされることはありません。

でも残された職員の負担は非常に大きいものがあります。

昨今は未婚で通す職員や、結婚しても子供を作らない職員もたくさんいます。

そこで子有り職員子無し職員の間でかなり溝が深くなっていた気がします。

後者に負担が集中していましたからね。

それでいて給料にさほど差がつかないという。

いやむしろ扶養手当や税額控除で子有りが優遇か。

せめて子無し職員には給料面で報いてあげないと不満が溜まる一方だと思います。

 

ちなみに育児休業を取っても昇進が遅くなることはありません。

このあたりは法律か何かで不利益を禁じるとなっていた気がしますが、これは明らかにおかしいと思います。

1年間なり3年間なり休んで仕事していないのだから、育児休業を取らない職員と差がつくのは当たり前のはずなんですけどね。

なんか不合理だなという心持ちで現役時代を過ごした気がします。

ていうか、同期入省で2度育児休業取った方に昇進で抜かれたんですが(吐血)。

育児する職員を優遇しすぎじゃないでしょうか。

まあいいや、もう退職しましたし。

 

最後は愚痴になっちゃってすみません。 

ではまた。

 

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