2021年5月16日 追記
本日は、本来なら福岡県田川市で伝統的お祭り、川渡り神幸祭が行われているはずの日。
ところが新型コロナ感染防止のため、昨年に引き続き今年も開催が中止されました。
メインの川渡りが行われたのは一昨年が最後。
私が見に行ったのはそのときなのですが、それ以来中止されているのは悲しいですね。
せめてこの記事を更新して、本来ならこんなことやっていたんだよという風に振り返りたいと思います。
以下、2019年の記事。
こんにちは
福岡県には古くからのお祭りがたくさん残っています。
福岡市だと博多祇園山笠は700年以上の歴史があるそうです。
ゴールデンウィーク期間中に全国で動員数1位となると言われる博多どんたくは意外に歴史が浅く戦後発祥ですね。
5月に川渡り神幸祭を見に行ってきたので紹介したいと思います。
川渡り神幸祭とは
川渡り神幸祭は、福岡県田川市の地域で450年以上続けられている伝統あるお祭り。
福岡県指定無形民俗文化財第1号に登録されています。
お祭りの期間は毎年5月の第3土曜日とその翌日の日曜日。
この祭りの特徴は、彦山川をお神輿や山笠が渡っていくというところにあります。
日程としては、1日目に神社を出発して川を渡り対岸の御旅所というところでお神輿と山笠は一泊し、2日目に逆のコースで川を渡って元に戻るというものです。
お祭りのハイライト 川渡り水合戦を見てきました
このお祭りはお神輿と山笠が川に入るという大変珍しいものです。
今回見に行ってきましたので紹介したいと思います。
私が行ったのは2日目の日曜日。
車で現地まで行きました。
現地には臨時の無料駐車場が何箇所か設置されていました。
私は福岡県立大学に駐車し、そこから会場まで歩きで。
大学からだと徒歩10分くらいでメイン会場に着きます。
着いたときには丁度子供たちが獅子舞をやっていました。
山笠は全部で11基あります。
山笠が待機している奥には御旅所があり、お神輿が1泊するところとなっています。
私が行ったときには神主とお神輿の担ぎ手が集まって神事が行われていました。
この祭りを行う神社は風治八幡宮といって、祀っているのは応神天皇です。
そのため天皇陛下の代替わりを祝うのぼり等があちこちにありましたね。
境内には子供向けでしょうか、おばけ屋敷なども。
神事が終わると、いよいよ本日のメインイベントである川渡りと川合戦です。
まず2基のお神輿が川に入ります。
その後、11基の山笠が順番に川に入ります。
私はこれを見る前、順番に川に入ってそのまま川を渡って岸に上がるのかと思っていました。
実際には2基のお神輿と11基の山笠全てが全部川に入った状態がしばらく続きます。
川合戦と言われるとおり、各山笠の掻き手たちが川の中で暴れ回ります。
田川はかつて産炭地だったので荒っぽい男たちの遺伝子が残っているのかな。
少し離れた場所から撮影してみました。
手前側に土嚢がありますが、臨時に水を塞き止めています。
男たちは腰まで水に浸かっていますが、塞き止めないと水量が足りないのでしょう。
天気があいにくの曇りで肌寒かったせいか、水の中に入っている男衆も寒そうでしたがみなさん威勢よく山笠を動かしておられてこちらも元気をもらいました。
川渡りの様子を動画に撮りました
川渡り神幸祭の動画はユーチューブで検索すると綺麗に撮れているのがたくさんアップされています。
それに比べると編集もしていない下手くそな動画ですが、自分で撮ってきました。
ひとつひとつの動画は短いのでどうぞご査収ください。
お神輿が川に入っていく様子です。
川の中をお神輿が練り歩きます。
山笠が川に入っていく様子です。
別の山笠が川に入っていく様子を近い位置から撮影しました。
全体を見渡すとこんな感じとなります。
川の中では各山笠ごとにおのおの違った動かし方があるそうです。
(というアナウンスをやっていました)
露店もたくさん出ていましたが・・・
川岸を中心にたくさんの露店が出ていました。
食べ物関係もよりどりみどりでしたね。
ただし、今回はいっさい露店では買い食いしていません。
それはこんなツイートを読んだので。
食材一年前から凍らせてたの使ったりりはザラだし、電球に虫が当たって焼きそばなどに落ちてくるし、鉄板や氷やなにもかも衛生管理はむちゃくちゃ。
— 新谷学 アスパラ社長 (@ShintaniManabu) 2019年5月11日
テキ屋で食べ物は買わないほうがいいし、買うときはよく注意したほうがいいと個人的には思う。
(続く)
全ての露店がこうとは思いません。
でももしかしたらがありますし。
そもそも露店で売っている食べ物は高いです。
ということで、今回露店はスルーしました。
またおもしろそうなお祭りがあったら見に行こうと思います。
ではまた、
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