こんばんは
この書き出しは私には珍しいですね。
普段は「こんにちは」なので。
私にとって「迷い」そして「決断」した一番大きな事柄、それは早期リタイアですね。
やっぱり人生の一大イベントですよ、そりゃ。
令和となったこのごろは、仕事より生活が大事、家庭が大事って言うじゃないですか。
でも、やはり先立つものがないとどうしようもないわけですよ。
お金が無かったら物乞いをすればいいじゃない。
てなわけにはいかんですよ、現在の日本では。
私は一昨年の年末、48歳で早期リタイアしました。
ブログのタイトルではセミリタイアとしていますが、働いていないのでフルリタイア状態です。
その状態でまがりなりにも生活を維持するためには、やっぱりお金は大事ですね。
この先何年生きてしまうかわかりませんから。
お金を可能な限りたくさん蓄えて先々に備える必要があります。
でも自分の残り人生でいくらお金が必要か。
これくらいわからないものもないですね。
私は独り身なので、年間の支出額はほぼ把握できています。
それに寿命までの年数を掛け算すればとりあえず計算は可能です。
がしかし、今後の物価上昇、病気怪我とか不確定要素がたくさん有りすぎて。
私の前職は国家公務員です。
定年までそのまま働ければ老後も一生安泰が約束されている数少ない職業ですね。
退職金は減らされたとはいえそれなりに出ますし、年金も（国がズルしなければ）ちゃんと貰えるはずです。
だからリタイアするかどうかは本当に迷いに迷いましたね。
安定した仕事を捨てていいのかどうか。
もしかして間違った選択をしようとしているのではないか、と。
でもね
もう限界
肉体的にはそれほどきつい仕事ではありませんのでなんとか定年まではいけたでしょう。
50代にさしかかると少し厳しいかもですが職場もそこは配慮してくれるはずですし。
たが精神的なもので限界でした。
なにしろ二度も休職しちゃいましたからね。
どちらも精神的不調からです。
もともと、その前にパワハラを受けて精神がなかば壊れたままの状態だったんですね。
そこを騙し騙しメンテをしつつ仕事をしていた感じ。
あるときふと思ったんですよ。
このままじゃ仕事に潰されてしまう。
お金を残しても自分が壊れてしまっては意味ないじゃないか。
だからエイヤっと決断しちゃいました。
いちど決めてしまったら後に引けませんね。
公務員は一度辞めたらほとんど元に戻ることができませんから。
まあ退路はないわけです。
リタイア済みの今、賽は投げられました。
自分の手札は、親からもらったこの身体。
幸い大きな病気はしたことがありません。
ここは健康な身体を与えてくれた親に感謝。
そして貯め込んだ資産。
これらは私にとって、 「切り札」「鬼札」「ジョーカー」。
今からの人生、どんな事態になろうが泣いて許しを請うても始まりません。
どんなに弱かろうが、今持っている手札で勝負するしかないのです。
なかには、セミリタイアと言いつつ親や親戚から手札を貰い続ける人もいるようです。
でも私はそんなみっともないことはしたくありません。
そう、それが己の決断だから。
そのために20年近くに渡り営々と早期リタイアの準備をしたのですから。
人事は尽くした
あとは、ケセラセラだ
コンテストのお題
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