48歳からのセミリタイア日記

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日本の政府は国民を奴隷扱いしているのか という記事に対するご質問と回答

 

こんにちは

 

先日、日本の政府は国民を奴隷扱いしているのか、という記事をエントリーしました。

luna3018.hatenablog.jp

おかげさまでたくさんの方に読んでいただいたようです。

ありがとうございます。

コメントも複数いただきました。

ご質問もありましたので、今回はコメント欄ではなく、こちらの記事で回答したいと思います。

 

  

日本には経済のプロがいない?

最初のご質問はシエナ様から。

 

日本には経済のプロがいないのでしょうか。何故少子化が進むことを何十年も前から問題視していながら対策を立てないのでしょう。政治家、官僚の利権が優先で国のことは後回しというのが現実なのでしょうか。

 

私からの回答です。

 

結局官僚や政治家に経済のプロはほとんどいないということですね。

官僚は地頭は良いのでしょうが、残念ながら東大に合格するためと国家公務員試験に合格するための勉強しかしていないのです。

だから、少子化なんてピンときていなかったのだと思います。

人口推計から見たらこれほど予想がしやすいものはなかったと思いますけどね。

その年に生まれた人が20年後に20歳になるのですから。

まあ官僚が国民のためを考えて新しい政策のアクションを起こすことはあまりありません。

政治家がうるさく言わない限り、自分の勤めている省庁の利益になるような政策しか作らないでしょう。

少子化対策なんて単に自分の省が予算獲得するための方便です。

 

政治家の行動はわからなくもないです。

高齢者の方を向いたほうが当選しやすいのが今の日本の現状です。

選挙の年代別投票率を見ればわかりやすいです。

一番投票している年代が60歳代70歳代ですよ。

対して20歳代30歳代の投票率は非常に低いです。

若者のためにせっせと働いても票に繋がらない。

ならば高齢者にお金を配ろう。

そうすれば次の選挙も勝てる。

結局政治家が考えていることは、

「いかに選挙に勝ち抜いて政治家生命を延ばすか」

だけです。

国のためとか人々のためとか、口で言っていても建前だけです。

 

こうして見ていくと若者が政治に無関心で投票に行かなかった毒が日本という身体全体に回ってきた気がします。

 

 

 

リタイア生活者の本音

次のご質問はテテカミ様から。

 

リタイア生活者からすると、「労働者の皆さんはゴチャゴチャ言わずに税金&社会保険料を払い続けて社会を支えてくださいねっ」ていうのが本音ではないですか?

 

私からの回答です。

 

なかなか鋭いところを突いてきましたね。

そうです。

リタイアラーからすると、今一生懸命働かれている方々には税金と社会保険料をきっちり払ってもらって社会を支え続けてもらうことが理想です。

 

本当は皆が皆セミリタイアなんてしてしまうと社会が成り立たなくなります。

国の税収が落ち込むでしょうし。

社会インフラの維持も心配ですね。

電車、バス、飛行機等の交通機関が動かなくなるかもしれません。

夜勤の看護師や介護職員が消えて現場は大混乱になるかもです。

 

でもまあそんなことにはならないでしょう。

私がこのブログで

さあ皆さんセミリタイアしましょう!

と書いても実行する人は何人いるかということですね。

 

まあこのブログを見ている人が少ないというのもあります。

でも本質的に人は、良い暮らしをしたい、贅沢をしたい、もっと上の生活をしたいという欲求があるのです。

私なんかはその欲求がほとんど無くなってしまった、いわばほぼ仙人になっていまった人と言っても良いかもしれません。

最低限の消費生活で満足するという、人の本能が壊れているのではないかという感じかもです。

 

ほとんどの日本人は、誰がどんなに扇動してもそれまでの行動を変えるということはしないでしょう。

身体に良いものを食べ、快適な家に住み、綺麗な服を着る、そして子供を立派に育てる。

そのためにはもっともっと働かないといけない。

働いてお金を稼いで、自分の好きなように消費したい。

ほとんどの日本人はそういう行動のままです。

 

そういう日本人が減らない限り、働いて税金や社会保険料を払い続けてくれます。

社会を支えてくれます。

 

私はそういう方々に税金や社会インフラのことはお任せしたいと思います。

でも私のブログを見に来てくれるごく一部の方々は、そうなりたくないと思っているのではないでしょうか。

そういったごく一部の方々に向けて、セミリタイアするのにこういうやり方があるよ、お金を残すためにこんな方法があるよ、という情報を発信していきたいですね。

 

ではまた。

 

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