こんにちは
株には配当金が付いてくるものがある。
配当が付く時期はいろいろあるのだが、多いのが3月と9月の年2回。
9月に配当が付く株は配当金の通知がくるのがだいたい3か月後の今頃。
私も9月配当の株を数種類保有しているのだが、一番手として日産自動車からの配当金通知書が届いた。
日産自動車から株主へのお知らせ
上の画像は、日産から届いた封筒に入っていたお知らせである。
「平成30年度の中間配当と上半期のご報告について」とのタイトルで始まるお知らせが入っていた。
これによると今期の中間配当金は前期より2円増配して1株当たり28円50銭。
予定どおり増配してくれて喜ばしい。
11月8日に開いた取締役会の結果とのことであるが、前会長は出席していたのかなあ。
日産はテレビによる出席も可能のようなのでフランスに居ても問題ないのか。
前会長を解任した臨時取締役会もフランス人取締役はテレビでの出席だったよなあ。
配当金計算書
お知らせにもあったが、中間配当金は1株当たり28円50銭。
私の持ち株は100株なので2850円。
ここから所得税住民税を引かれるのだが、 私は株式数比例配分方式を指定している(というか、NISAを利用していると勝手に指定される)ので証券会社の口座に配当金が振り込まれ、ここから源泉徴収される。
配当関係以外の妙な「ご案内」
封筒に入っていた用紙は配当関係だけだと思っていたら、それ以外のものが一枚入っていた。
それが下記の画像だ。
「株主様紹介特典制度のご案内」とのタイトルで始まるもの。
内容を簡単にまとめると、株主が誰かを紹介してその人が日産の新車を正規販売店で購入すると、株主本人には5000円相当のギフトカード、購入者には5000円相当のカタログギフトを提供するというもの。
遠回しな表現であるが、株主に日産車のセールスをさせようというものだねえ。
日産も商魂逞しいなあ。
それにしては、お礼の品がせこくないかい、日産さん。
株主に5000円のギフトカード。
購入者に5000円のカタログギフト。
合わせても10000円ですか。
はあ、車を1台売ったらもっと利益出るでしょ。
世界中で550万台くらいだったっけ。
それで実際に車のセールスをしない前会長に年20億円もの報酬を出すんだからさ。
株主は会社に出資している立場。
その株主が実質的にセールスまでするんだからもっと報酬よこしなさいな。
こんなケチなご案内、ポイしよう。
日産株の今後を予想してみる
ゴーン前会長が逮捕された日産。
今後どうなるかな。
会社自体がどうなるか、ということより、株価がどうなるか気になるよね、株主としては。
ゴーン氏の逮捕が車の販売に直接影響を与えるというのはあまり考えにくい。
特に日本では。
海外ではどうなんだろうね。
もしこのことにより販売台数が減るようであれば、それが業績に影響を及ぼして株価にも悪影響とかあるのかな。
もしかしたら、日産は今後ルノーの影響力を減らしていく方向に動くのかもしれない。
そうなると、配当が減配になる可能性がある。
なにしろ今は配当利回りが約5.5%。
日本企業としては非常に高い。
そして日産は研究開発費が同業他社に比べて低い。
親会社であるルノーが利益を吸い上げるために日産に配当を多く出させているのは間違いない。
そのルノーの影響力が減る方向になれば、研究開発費ねん出のためにも減配するだろうね。
うーん。
これ以上株数を増やすのは厳しいねえ。
本当はもっと買い増しするつもりだったんだけどね。
今のところは現状維持で様子見しよう。
※株式投資は自己責任で
関連記事
ブログ村ランキングに参加しています