48歳からのセミリタイア日記

48歳でFIRE達成!! 国家公務員を辞めてただいまセミリタイア生活を満喫中です。生活、資産運用、旅行、その他いろいろ。

当サイトにはプロモーションが含まれます

オーバーブッキングで降りろ降りないの末全員降ろされてしまった件

 

こんにちは

 

みなさんは、他の人といす取りゲーム状態になったときに相手と真っ向から取り合いをしてどちらも取れなかったという経験をしたことがある?

今回はまさにそういった事例が起きたので、何かの教訓になるかもと取り上げてみるよ。

 

JAL福岡便、予約超過で欠航 羽田で一晩明かす人も 

21日夜の羽田発福岡行きの日本航空(JAL)最終便が、定員より多く予約を受けつける「オーバーブッキング」のため欠航した。約400人に影響がでた。

JALによると、欠航したのは21日午後7時45分出発予定の便。375席に対して401席の予約を受け付けた。その場で22日の便への変更に応じてくれる人もいたが、最終的に4席が不足したまま乗客を機内に案内したうえで、スタッフが調整を図った。

午後8時10分ごろにめどがついたが、福岡空港の滑走路を利用できる午後10時までに着陸できないと判断し、急きょ欠航することにしたという。

多くの乗客は各自で手配したホテルに泊まったり、臨時開放されたターミナルビル内で過ごしたりし、22日早朝の臨時便で福岡へ移動した。

11月22日付朝日新聞デジタルより引用

 

予約を飛行機の座席数よりも多く受け付けたことにより、オーバーブッキングが発生し、その調整に手間取ったため空港の運行時間を過ぎてしまったと。 

今回アイキャッチ写真は目線的なものを入れてみた。

航空会社を完全に特定するような画像は不味かろうと思って。

 

オーバーブッキングとは

オーバーブッキングとは、日本語で言うと予約超過。

飛行機は座席を販売するときに、本来の座席数よりも多く予約を受け付けることはままある。

なぜかというと、直前でキャンセルが発生したり、又は予約をキャンセルしないまま搭乗しない客が必ずいるからだ。

今回の便では予約していて搭乗しなかった人が6人いたらしい。

 

実際にオーバーブッキングはよくある話とはいえ、今回は航空会社の見込みが間違っていたようだね。 

 

 

 

オーバーブッキングが発生したときの対応 

旅客機でオーバーブッキングが発生した場合、定員以上の客を飛行機に乗せて飛ぶことはできないのだから、定員内に減らす必要が出てくる。

これが電車や路線バスなら立たせておけばよいとなるんだろうけどね。

 

オーバーブッキングが発生したときには、航空会社は自主的に他の便に振り替えてくれる人を募る。

 

JALの場合は当日の振り替えだと10000円又は7500マイル翌日以降に振り替えだと20000円又は15000マイルと宿泊費や空港と宿泊施設間の交通費をくれるようだ。

 

今回問題になった便は羽田発福岡行きの最終便。

最終便だから翌日に振り替えになる。

そのせいか振り替えにすぐに応じる客が少なかったようだ。  

 

今回は手を挙げる人が少なかった

今回の騒動の原因のほとんどは、オーバーブッキングを起こした航空会社にあることは間違いない。

そう、搭乗客の見積もりを誤った航空会社が悪い。

 

だが、一方の当事者である乗客もこの騒動の原因のひとつになっている。

どういうことかというと、航空会社からオーバーブッキングにより振り替えの提示が予約客全員にあったはずなのだが、振り替えに応じる客が少なかったということだ。

 

オーバーブッキングの便には400人近い予約客がいた。

オーバーブッキングとなってしまった座席数は20数席だったらしい。

全体の約5%。

 

オーバーした20数席分に対して振り替えの募集を行い、応じた席数を引いて引用記事では4席分、他社の記事では20席分が足りなかったらしい。

で、席が足りないのに乗客を飛行機内に誘導して調整を続けた結果、福岡空港の運行時間内に到着できなくなったようだ。

 

飛行機から降ろされた乗客の大半は、翌日の早朝に出た臨時便で移動したようだ。

JALは今回の乗客全員に20000円を支払って、お詫びと補償を検討している模様。

やれやれだね。

 

 

 

皆が時間を惜しんだばっかりに全員降ろされてしまった

なんかこの記事見てさあ、ため息が出ないか。

なんでそんなに急いで移動しないといけない人ばっかりなんだろうね。

 

だってさ、他の人のために席を譲ろうという気持ちがあれば、そして自分の時間に余裕があれば、振り替えでそんなに揉める事がないと思うのだよ。

翌日振り替えで20000円プラスホテル代を出してもらえて、JALだから翌日といってもそんなに遅い便にはならないだろうし、感謝もされるだろう。

 

今回の場合は、それぞれが他の人が降りてくれないかなと顔色を伺っている間に時間が過ぎ去り、全員が飛行機から降ろされてしまったと。

率先して降りてくれる人が全体の5%いたら、残りの95%は当日移動できたのに。

 

よく日本人の特徴として言われることが、他人が自分より良い待遇を受ける、有利になるのが許せないという人が多いということ。

たとえ自分の待遇が悪くなったとしても、他人を自分と同じ待遇まで引き摺り下ろしたいという心理になる人が日本人は多いそう。

おそろしやーー。

その心理が発動して、自分が当日移動できないくらいなら他の全員巻き添えだ、とか思っていた人が結構いたかもしれない。

 

そこまでいかなくても、自分が手を挙げなくても400人近くいるのだから誰かが手を挙げてくれるだろうとその場の皆が高をくくっていたとか。

群集心理って恐ろしいもので、統率の取れていない集団だと往々にしてこういう事が起きてしまうのかもしれない。

  

私なら真っ先に振り替えに応じる

もしその場に私が居合わせたら、真っ先に振り替えに応じるね。

だって20000円か15000マイルだよ。

おいしいじゃん。

セミリタイアしているから、時間はたっぷりあるし。

 

ていうか、平日の最終便って皆が皆、絶対に当日に移動できないといけないのね。

みなさん時間に追われているのか。

ご苦労様です。

セミリタイアしたらそんな時間の束縛から抜けられるぜい。

 

みんなもいっちょセミリタイアしてみないかい。

自由な時間を手に入れられるよ。

 

ではまた。

 

 ブログ村ランキングに参加しています

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村