48歳からのセミリタイア日記

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ブログでは文意が明瞭な文章を書くべき

 

こんにちは

 

ブログを書き始めて10か月が経過した。

あまり文章を書くのに慣れていないので未だに読み返したら文意が不明瞭な文章を書いていることがある。

あとで読み返して気が付くケースもあるけれど、気付かずにそのまま放置されている文章もあるのだろう。

 

今回はだいぶ前にネットで目にしていて下書きしたまま放置していた記事を、今頃になって蔵出ししてみる。

放置というより、他のボツ記事に埋もれて忘れていたのを掘り出したというのに近いが、最近の私の考え方はこの記事そのままなのでまあ良いでしょう。

 

お題としては文章の書き方について。

 

 

足し算とも引き算ともとれる算数の問題が難しい

「桃が5個あります。3個もらうと全部で何個になりますか」という、一見簡単そうで解答に困る算数の文章題がTwitterで話題となっています。桃がどこから誰へ移動しているのか、文章が不明瞭でどうとでも解釈できてしまう。

この問題、自分が5個持っているところに、さらに3個もらったとして、「5+3=8」で「桃は全部で8個」と答えさせたいように見えます。しかし、どこかに5個ある桃を3個取ったとすれば、もともとの桃は5-3で2個になるとも読めます。文章としては「どこかから3個もらったのだから、手元にある桃は全部で3個」「5個あるうちの3個が移動しようと、桃は全部で5個」といった解釈もでき、考えるほどに正解が分からなくなってきます。

8月1日付 ねとらぼより引用

 

この問題は小学1年生向けドリルにあったものらしい。

確かに私から見ても、足し算とも引き算ともどうとでも取れる文ですな。 

 

ネットの反応

この問題に対して、ツイッターでは

「問題の文章がおかしいのだから、足し算でも引き算でも正解にすべき」

「『桃を5個持っています。“もう”3個もらうと~』ならまだ分かるのに」

という批判や

「“全部で”と聞かれているのだから足し算。そういうものだと割り切るよう教えられた」

などという報告もあったらしい。

 

批判はもっともだと思うし、学校で教えられたことに従うのもあり?

でも割り切れとか日本風な忖度を押し付ける先生には、屁理屈で反論する生徒が現れてほしいなあ。

 

 

 

なぜこんな文章になってしまっているのか

引用した記事のような問題は日本語で文章を書くと頻繁に起こり得る。

なぜなら、日本語は主語を省略しても意味が通じる言語だからだ。

 

5個あって3個もらうと何個になるか、って他言語だと文章の意味が明瞭だ。

例えば英語だと、誰が5個持っていて誰が3個もらったか、というのが明確になる。

これが日本語だと、「誰が」という主語を省略しても文章として一応成り立つ。

そして現実に話し言葉だと主語を省略して話をすることが非常に多いし、書き言葉でさえ主語を省略している人がいる。

 

はっきり言って、小学1年生に出す問題としては不適当だよね。

算数の問題だからと言って国語が下手っぴな人が作ってよいはずがない。

せめて動詞で意味がある程度明瞭だったらよかったのだが、どうとでも取れる文章に仕上がってしまっている。

ある意味才能あるね、この文章作った人。

もちろん褒めてはいない。

 

私がブログを書くときに気を付けていること

私がブログを書いているときには、なるべく主語を明確にするようにしている。

そのため、日本語にしては硬めな、ちょっと話し言葉ではこんなこと言わないよなという文章になっている。 

またコメントで私の文章が尊大だという指摘を過去に受けたことがあるが、書き言葉で硬めになるように書いているのでそう取られても仕方ないなあ。

 

相手がいて話をしているときなら、主語を省略していてもそれまでの話内容とかニュアンスでわかることも多いから問題にならないが、文章を書くときにはなるべく後で説明を入れなくても明瞭になるように心がけている。 

 

とはいえ、私もまだまだ未熟者なので記事を書くときには何度か読み直したりして注意していきたい。

 

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