こんにちは
今年2018年は大規模な災害が多かったね。
7月は広い範囲に大雨による災害。
9月に入って台風21号と北海道の地震災害。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、その他被害に遭われた方々には謹んでお見舞い申し上げます。
北海道の地震はその直接被害もさることながら、その直後から北海道全土で停電が発生し全体の復旧に時間がかかっている。
なぜそのようなことになっているかというと、北海道内の電力需要の約半分を賄っていた火力発電所が地震により損傷して稼動を止めたことが原因のようだ。
ところでキャッシュレス決済って日本でもやっと普及が進んできたよね。
周りにおさいふケータイとかでピッピッやってて現金持ち歩かない人いるでしょ。
今回の大規模停電により、普段現金を持たずに生活している人たち、つまりキャッシュレス生活をしている人たちが大変なことになっているらしい。
- ホストコンピューターダウンによりコンビニでキャッシュレス決済不可に
- 電気がないと当然キャッシュレス決済はできない
- 日本でキャッシュレス決済が進まない理由は?
- キャッシュレス生活の人も現金は持っておこう
ホストコンピューターダウンによりコンビニでキャッシュレス決済不可に
北海道を拠点としているセイコーマートというコンビニチェーンがある。
地震直後から北海道内全域で停電したのであるが、セイコーマートは停電の影響を受けつつも道内で営業を続けた店が多いらしい。
最低限の電力は自動車のシガーソケットから給電するなどして、停電中も暖かい食事を提供していた店があるという話もある。
会社側が普段から災害時の備えあれば憂いなしとばかりに準備をしていたようだ。
だがそんなセイコーマートでさえ、電子マネーなどでの支払いはできない旨、道内だけでなく本州内の全ての店舗で通知があったそうだ。
これはなぜかというと、道内にあるホストコンピューターが停電によりダウンしていたためキャッシュレス決済について受付できない状況になったらしい。
電気がないと当然キャッシュレス決済はできない
現状キャッシュレス決済は決済する端末から最終処理をするホストコンピューターまでの全てにおいて電力で稼動していることが前提になっている。
これのどこかが寸断されたらキャッシュレスでの決済はできない。
決済できないということは、お金を持っていないということと同じである。
これが現金であったなら、停電だろうがなんだろうが、現金の形が残っている限り使用できる。
だが目に見えないからキャッシュレスなのだが、停電等で機器が使用できなくなると途端に使用ができなくなる。
これは決済を受付する端末のこともあるだろうし、途中の経路のこともあるだろうし、今回の地震のように端末だけでなくホストコンピューターがダウンすることもあるだろう。
日本でキャッシュレス決済が進まない理由は?
日本は災害が多い国だ。
そのリスクはキャッシュレス決済が進んでいる中国や欧州よりもはるかに大きい。
その種類も地震、台風、豪雨等多彩だ。
今回のように、災害により大規模停電がいつ起きるかわからない。
そのときにキャッシュレス決済に頼った生活をしていると何も買えなくなってしまい、一気に生活が詰む可能性がある。
よく日本ではキャッシュレス決済が進まない、世界から遅れていると言われる。
でも日本人が現金を信仰しているのは、災害時に頼れるのは現金だ、ということを今までの経験から学んでいるからではないだろうか。
とりあえず現金があれば、電気があろうがなかろうが物を買うことはできる。
これは大きいよね。
キャッシュレス生活の人も現金は持っておこう
普段キャッシュレス決済に頼っている人は現金をほとんど持っていないだろう。
もし現金が必要となっても、コンビニ等のATMで現金を下ろせばいいやと思っているだろうから。
だが、災害で停電してしまえば現金を下ろすことができなくなってしまうかもしれない。
そうなると一気に難民化する、というより難民より悲惨なことになるかもしれない。
なにしろ、手元に現金がないと何も買えなくなるかもしれないからだ。
こうならないように、一定額の現金は常に手元に置いておくことが大事だ。
普段使わないにしろ、財布にいつも現金を入れておくと何かあっても困らない。
特に地震のように前触れなく起こる災害に対してはあらゆる点から備えることが必要だ。
とりあえず数日間の買い物に困らない程度の現金は持っておこうね。
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