こんにちは
前回の記事で水道水を盗んだ男の記事について書いたのだが、
それで思い出した話がある。
停水作業をしていた友人から聞いた話
私の友人に、ある自治体で水道局に所属し、停水作業をしていた人物がいる。
ちなみにその自治体の上級行政職採用試験に合格して入った正規職員。
停水作業の苦労話を聞いたことがあるのだが、まあすごい。
停水するとなると、現場は修羅場になることが多かったのだそう。
まあ当然といえば当然だ。
なにしろ、生死に関わるライフラインだ。
向こうは停水なんかさせないぞ、と必死に抵抗してくるところが多いらしい。
相手の抵抗を排除して、罵声も浴びたりしながら元栓を止めるそうな。
あまりの職場環境の酷さに、ついにその友人は転職を決意。
ある公的機関に採用が決まって、自治体の水道局からオサラバした。
なんでその友人が水道局で停水なんかさせられてたのか知らないけどね。
普通そんな3K職に正規職員は当てないだろうにと思うのは部外者だからだろうか。
友人はズバズバとはっきりものを言うタイプだったから、上司から疎まれて左遷されたのだろうか。
公務員の職場にも当然3Kはある
公務員って一般に9時5時で机について仕事して楽してて、というイメージだろうか。
私も就職するまではそう思っていた。
確かに昔は楽だったかもしれない。
だが、今は自治体の窓口に座っているのは非正規職員が多いと聞く。
一般の人の目に触れないところでは、きつい仕事をしている公務員も多いと思うよ。
私が現役時代働いていた役所は少し変り種で、ホワイトカラーというより少しブルーカラー寄りだったんだよね。
専門的技術がいるというか。
部署によっては普通のサラリーマンのように1日机で仕事するんだけど、ある部署だとほぼ1日外に出ているみたいな。
そして外回りの部署は結構3Kだった。
主に危険、汚い、の2つだけど。
新人のころ、あ人生終わった、という危険に遭遇したことがあったんだよね。
危機一髪で上司に助けてもらったんだけど。
そのときの上司はまさに命の恩人だから足向けて寝れない。
内容を詳しく言っちゃうとどこの役所かばれちゃうから言えないけどね。
当時は新人だったから、仕事ってそんなもんだと思っていたけど、今冷静に考えたら命の危険を冒してまで仕事するって絶対におかしい。
たとえ公務員でも3K職場は嫌だ
私がセミリタイアを決意したのも職場環境が一因としてあるかもしれない。
まあ、ほとんどの人は定年までいくんだけど。
私は体力的にも精神的にも定年までは無理だと思っていた。
特に男性は体力勝負的な部署にぶち込まれる可能性高いしね。
そういう意味では女性には公務員は全力でお勧めできる職業。
特に子供を作って仕事と家庭を両立したい女性には天国みたいな職業だと思う。
育児休業を始め痒いところまで手が届くほど制度がきっちりと整備されている。
もし自分に娘がいたら全力で公務員になることをプッシュしてただろう。
逆に息子がいたら公務員だけは止めておけ、と年から年中刷り込んでいたはずだ。
私の役所では男女で配属される部署に偏りがあった。
女性は楽な部署が多く、男性はきつくて危険で汚い仕事もある部署という。
それで同じ級号ならば給料は同額という、まじで頭おかしいんじゃないかという感じだった。
更に女性よりも男性のほうが遠隔地転勤の頻度が多いというおまけまであった。
給料等待遇が男女同一なのだから、転勤等も男女で差別しないで欲しいよね。
話を友人のほうに戻すと、水道局の停水業務って、自治体では生活保護のケースワーカーと並ぶ3K職場じゃないかと思う。
停水作業していて後ろから刺されてもおかしくないよね。
そんなに命張ってまで公務員やりたくないわ。
うまく転職できた友人は、実力もあったのだろうけど運も良かった。
公務員なら何年か我慢すればまた違う部署に異動できるじゃない、と言われたりもする。
でもね、地雷部署が多すぎるんだよ。
上司が地雷ってパターンも多いし。
特に公務員に限って言うと、未だにパワハラが容認されている雰囲気がある。
パワハラ受けてた人が休職して初めて問題になる、みたいな。
でもセクハラと違ってパワハラ加害者って何の処分もされないのだ。
何年後かには変わるのかね。
3K職場だったらセミリタイアを目指そう
公務員が不祥事起こすのって、地雷部署でのストレスが引き起こしているケースが多いのではないかと思っている。
民間もかな。
社内で不祥事を起こしたり、犯罪を犯したり、3K職場のせいだったらばかばかしい。
そうなる前に、セミリタイアしちゃいましょうや。
セミリタイアしてしまえば、そんなストレスからはパーっと解放されちゃうよ。
経験者は語る。
ユーもセミリタイアしちゃいなよ。
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