こんにちは
なんか、いやなものが胸に残る記事を読んだ。
料金滞納でトイレ流せず・・・水道水を盗んだ疑いで男を逮捕
停止中の水道を無断で使用し、水道水を盗んだとして神奈川県警横須賀署は24日、同県横須賀市の自称アルバイトの男(47)を窃盗の疑いで逮捕し、発表した。「トイレが流せず、ハエがたかるなど生活出来なくなったため、やってしまった」と容疑を認めているという。
署によると、男は料金滞納で自宅の水道を止められていた昨年12月21日~今年2月20日、停止用の器具を外して、市上下水道局から水道水約34立方メートル(使用料金約6千円)を盗んだ疑いがある。
男は昨年6月にも料金滞納で水道を停止されたが、器具を外して使用していたことが8月下旬に発覚。同局がさらに器具を増やして停止したが、男が再度器具を外し使ったため、署に被害届を提出したという。
4月25日付朝日新聞デジタルより引用
水道水を盗んだ男
捕まった男だが、まず47歳という年齢。
なんか犯罪する人って40代多くない?
そしてたぶん独身だろうね。
自称アルバイトって、「自称」ということははっきり言えば無職だよね。
身につまされるんだよね、40代無職独身って私と属性同じじゃないか。
やめてくれよ、近所の目が痛くなるじゃないか。
ただ、この人すごいのは、水道を停止していた器具を2回も外していたこと。
専門知識や技術とそれなりの工具がないと無理じゃないか。
というか、そんな知識と技術あるなら水道会社に就職できないのかな。
あと不思議なのは、たった2ヶ月で34立方メートルも水を使っていたこと。
水道料金を払えないということはガスや電気も止められていたはずなのだが、風呂も沸かせず洗濯機も使えない状況でどうやって34立方メートルも使用できたのか。
私なんか一人暮らしだから2ヶ月で10立方メートルも使わないぞ。
普通の家庭でも34立方メートルも使ってないのじゃないかな。
それとも、ガスや電気は使えていたとか。
ならば、水道だけ支払わないというのは非常に悪質だよね。
水道を止められるということ
水道はライフラインのひとつ。
これを止められるということは相当生活に困窮していた可能性あるよね。
何しろ、ライフラインの止められる順番って、
電話→ガス→電気→水道
の順番だと聞いたことがある。
命にかかわりそうなものは最後になるんだよね。
人間って水飲めないと死んじゃうじゃん。
ちなみに、水道を止めるのって、お役所用語で「停水」っていうらしい。
停水するのも当然水道局に所属する公務員が行っている。
なにしろ、生き死にに関わる公権力の行使だからね。
水道止める=死ぬか金払うかどちらか選べ
って 選択を迫るという。
国税のマルサも怖いが、あちらは命までは取らないからなあ。
行政の資料を見ると結構えぐい
私の手元に1枚の資料がある。
京都市上下水道局作成のものだ。
盗んできたのではないよ、ネットの海に漂っていたのだ。
それによると平成24年度で京都市内で停水予告(水道元栓閉めるぞと脅した件数)が24820件、停水処分(実際水道元栓を閉めた件数)が3750件とある。
京都市って平均して1日10件以上停水しているのかと、意外に多いね。
水道使えなくするぞゴルァ、して実際の停水が約15パーセント。
残りの85パーセントは無理して払ったのか元々払えるのに払わなかったのか、また停水したあとどのくらいで解除したのか、この資料からはわからない。
セミリタイア生活で水道止められるリスクは?
セミリタイア生活していて水道を止められるリスクを考えてみた。
まあ水道料金を支払えている間は止められることはない。
もし、水道料金を支払えなくなるほど生活が困窮したら、水を盗むのではなく行政の窓口にさっさと駆け込むことになると思う。
まともな生活ができているはずないからね、水道料金を支払えないなんて。
そもそも水を盗んで捕まるとか惨め過ぎてそんなの味わいたくないわ。
お金は計画的に使いましょうね、水道料金を支払えるように。
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