48歳からのセミリタイア日記

48歳でまだ早いかなと思いながらもセミリタイアしました。生活、資産運用、旅行、その他いろいろ。元公務員です。

外貨建て保険のメリットとデメリットを検討する

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こんにちは

 

退職時、旧職場で団体扱いで加入していた自動車保険の個人扱いへの変更手続きを保険代理店に申し出て変更した。

そうしたら、その保険代理店から生命保険会社が発売している外貨建ての一時払い終身保険で退職金を運用しませんか、という話があった。

そのときには適当に返事をして保留状態となっていた。

 

最近、円高になり米国の金利が上昇していることから保険の勧誘がまた来るようになった。

そこで果たして外貨建て保険で運用するのがお得なのか検討した。

 

外貨建て保険とは 

外貨建て保険とは、文字どおり米ドルや豪ドル等の外貨で運用する保険である。

その中での外貨建て一時払い終身保険とは、最初に全額を外貨建てで払い込み、例えば10年間そのまま据え置いて生命保険会社に運用してもらうというもの。

10年間解約しなければ、契約時に提示した運用金額は保障される。

 

外貨建て保険のメリット

 死亡時に保険金が支払われる

外貨建て保険の契約期間中に被保険者が死亡した場合、死亡保険金が支払われる。

この死亡保険金は割増で払われるので生命保険としての保障をある程度担保している。

  

高利率での複利運用

 私が提案された保険は、メットライフ生命(以下メ社)のもので10年間での利率が今年1月時は2.33%を複利運用するものだった。

そのときの計算で1000万円払い込むと89285.71米ドルに換算され10年後には112410.00米ドルになるという説明だった。

それが、2月前半は利率が2.55%、さらに2月後半は2.71%まで上昇したらしい。

3%近い高利率で10年間複利運用できるのはメリットとして挙げられる。

おまけに1月時よりも円高が進んでいるため払い込む外貨は日本円に換算して1月時より少なくなっている。

 

死亡保障と高利率での運用というメリット2つが両立してお得そうな商品なのだか、メリットだけなのか、どのようなデメリットやリスクがあるのか検討してみた。

 

外貨建て保険のデメリット

 為替リスク

実は外貨建て保険というのはすごく仕組みが複雑な商品。

払い込み時、日本円をその時の為替相場レートに合わせて外貨に両替、そして解約時にも外貨で戻ってくる。

外貨で戻ってくるということは外貨建て銀行口座を用意するか、その場で日本円に両替する必要がある。

解約時に契約時より円高であれば日本円換算額が目減りするというのはリスクだろう。

10年後に円高か円安かなんて神様でもないのにわかるはずもない。

円高だったら外貨のまま持てばよいと保険勧誘員は言うがつまりそのお金は日本円として使えないということ。

 

途中解約に対するペナルティ

外貨建て一時払い終身保険という商品は運用を長期で行うという前提で動いているため、10年経たない解約については違約金がかかる。

違約金の金額はメ社の商品の場合、最初の1年目は10%で1年ごとに1%づつ違約金割合が減っていき、10年目でゼロとなる。

つまり老後資金等、確実に10年間確実に使わないお金でないと途中解約で目減りする。

 

解約返戻金に対する税金の取り扱い

さらに10年後に受け取るお金に税制面で問題が出てくる。

生命保険の解約金は所得税法上は一時所得として扱われる。

一時所得は収入額から経費を引いて50万円の特別控除を超える所得額を確定申告しなければならない。

メ社の外貨建て一時払い終身保険の最低払込額は200万円となっているため、最低払込額でも10年運用後の利息合計額は50万円を超えることが確実である。

この一時所得は総合課税の対象であり、株式等の譲渡損失とは損益通算できない。

 

結論

双方を比較勘案すると、独身で死亡保障がいらないので外貨建て投資をするのであれば単純に米国債に投資したほうが良さそうであるという結論に達した。

米国債は外貨建て保険より利率が下回るが、理解しやすいシンプルな債券である。

お金が必要になったときに日本円に換金しやすいことも利点である。

 

外貨建て保険は人気があるようであるが自分の投資対象として適当なのかじっくり検討が必要である。

私には合わないので保険勧誘員には正式に断りの連絡をすることにしよう。

 

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