48歳からのセミリタイア日記

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高齢社会対策大綱って政府は年金支給総額を減らしたいだけでしょ

 

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こんにちは

 

高齢社会対策大綱が閣議決定されたらしい。

 

これ名称からしてひどい。

高齢社会、ここまではいい。

対策って何?

わざわざ対策と銘打つからには高齢社会は政府として問題であり、悪であるということだな。

なんだ、社会に貢献しない高齢者は排除するってことか、ガス室にでも送るのか、違うよね、違ってたらいいな。

 

ふう、落ち着こう。

高齢社会対策大綱の基本的考え方として

(1)年齢による画一化を見直し、全ての年代の人々が希望に応じて意欲・能力をいかして活躍できるエイジレス社会を目指す。
(2)地域における生活基盤を整備し、人生のどの段階でも高齢期の暮らしを具体的に描ける地域コミュニティを作る。
(3)技術革新の成果が可能にする新しい高齢社会対策を志向する。

 内閣府ホームページより引用

 とある。

 

ひとつめにある、エイジレス社会ってなんだろう。

意欲・能力に応じて活躍できるって、要は身体が動けるうちは働け年金をもらう側から払う側になれということかな。

 

私が就職したころは60歳定年制を定着させようと努力していた時期で、60歳以上を定年にするように法律が施行されたのは1998年、たった20年前ですよ。

それがいつの間にか65歳までは働くのが当然という空気になり年金支給開始も65歳になってしまった。

まあそこまではいい、それをわかったうえで早期リタイアしたのだから。

 

今回の大綱では要は今働いていない層も働けっていうことだよね。

海外の人は60歳くらいでリタイアして悠悠自適してるよね。

それだめなのか、遊んで暮らすのは日本では悪なのか。

高齢化が進んでいなければ、65歳過ぎても働いてほしいとか言わないよね。

それを身体が動くあいだは65歳を過ぎても働けだと?

 

はあ、早期リタイア者にとって居心地の悪い世の中になったものだ。

今回の大綱では明記されていないものの、今65歳支給開始になっている年金支給もまず間違いなく引き上げられていくのだろう。

 

日本って言い回しが遠回しであることが多いよね。

はっきり書けばいいんだ。

今のままでは日本の年金財政は持ちません、と。

そう書くと、現在の年金受給者へ大ナタを振るわざるを得なくなるから嫌なんだろうな。

政治家は選挙が大事だから、年金受給者3000万人の票を繋ぎ止めるため年金財政が破綻するまではなんとか「だましだまし」やろう、先々破綻してもそのころ政治家本人はこの世にいないし、と思ってるよ。

そして、本当にどうしようもならなくなる将来、「だましだまし」のツケを払わされるのは私たちの世代だろう。

つまり、間違いなく年金支給総額は減る

そのことを、政府はものすごくぶ厚いオブラートに包んで、高齢社会対策大綱なんてパッと見小難しい言葉でけむに巻いている。

 

今まで私は日本に生まれたのは非常に運がいい、恵まれていると思っていた。

でも実はそんなに運がよいとは限らないと最近思えてきた。

 

西側欧州に生まれていたら、母国語に加えて英語をしゃべれるようになっているから、自国が嫌になっても他の国に出ていきやすい。

日本語が母国語って非常なハンデだ。

ちなみに私は日本語以外は不得手である。

英語がペラペラだったら今すぐにでも他国に移住したい。

 

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